1人釣りルート ページ3
何やら、「何も無い所から始めさせるのも辛そうだし、家くらいは準備してあげたよ!」と自称創造神は言う。現在、案内してもらいつつ自己紹介をしようということになっているらしい。
「僕はトリウィ、こっちのちっちゃいのはレウっていうの!」と精霊を連れた少年は言う。ちなみに現在はレウを抱えるようにしていて、当の本人は嫌がっている。
次に海賊のような青年が話し始める。
「俺はキュマ・シーウルフってんだ!キュマって呼んでくれ、よろしくな!」 笑顔で挨拶をするあたり多分悪いやつではないだろう。
次に長髪の青年が、
「あ、私の事は…トルガと呼んでください…。それよりも私は創造神さんやレウさんとお話したいです…。」どうやら、非現実的なものに興味があるらしい。
「僕はクレア!創造神だよ!ふふん!」と自称創造神が言う。
そんなこんなで歩いて行くと、大きな屋敷のようなものが見えてくる。
「あれが僕からのプレゼントだよ!」 クレアは自慢げに言うが、直後に「まぁ屋敷と家具しか無いんだけどね…」と呟いた。
それは今晩、彼らが何も食べずに過ごさなければ行けないということに繋がる。
考えた末に、この近くには海や森があるらしく、幸い日も暮れていなかったためにキュマが偶然持っていた釣り竿を片手に海へ走っていった。
「あの海、魔物とか出るけど大丈夫かなあ。」とクレアが言うのが聞こえ、トリウィとトルガは外に行かずに休もうと考えた。
次回から1話書く度にキャラ紹介入れていきます。
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作者名:紗乃▼ | 作成日時:2017年12月10日 15時