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食器を片付けて
ソファでスマホをいじってると
荷物をばらし終えたのか
リビングに戻ってきた亜嵐くん
A「何か飲みます？」
亜嵐「大丈夫だよ〜」
私の向かいに スマホに目を落としたまま座るのを確認して
今がタイミングだとそっと息を吐く
A「亜嵐くん、、」
亜嵐「ん？？」
名前呼んだだけなのに
すごい優しそうな顔でこっちを見ているように感じられるのは
私の勘違いなだろうか。
それでも今言わないと
よし。と自分の中で気合を入れる
A「引越しの件なんだけど、今日オーナーさんからもういつでも越してきていいよって言われて、、
だからそんな荷物あるわけでもないしすぐにでも引越し始めようと思って」
亜嵐「、、、そっか！部屋早く空いてよかったね！」
A「う、うん、、」
思ったよりあっけらかんとした返しに何だか拍子抜けしてしまう
いやいや。何を期待してたんだ、自分。
A「それと、、」
亜嵐「あのさ！、、」
私に被せるように声をあげた亜嵐くん
亜嵐「あ。、、っと俺先に話してもいいかな、、？」
A「うん、全然どうぞ、、、」
真剣な顔つきの亜嵐くんに私の緊張感が増す
亜嵐「俺さ、やっぱりAちゃんが好き。
一緒に住む、、って言ったら大げさだけど同じ家で過ごして見て、その気持ちは変わらないどころかもっと大きくなって、本当いつぶり？ってくらい本気でAちゃんを想うようになってる」
亜嵐くんのまっすぐな言葉に嬉しくないわけがなくて
顔を見るのが恥ずかしくなる
亜嵐「でね？Aちゃんがオレの言葉で一生懸命、俺自身を見ようとしてくれてたのも伝わってたの。
せかせてるかもしれないんだけどさ、その上で今のAちゃんの気持ちを知りたいなって」
いいかな？って私の顔を覗き込んでくる亜嵐くんの顔はやっぱり優しくて
私の勘違いなんかじゃないなって
ストレートに伝えてくれる亜嵐くんに自分も伝えなきゃって気持ちが固まる
A「亜嵐くんに言われて、ジェネの亜嵐くんじゃなくて男の人として亜嵐くんをみるようになって、
正直たくさんドキドキしたし、本当に魅力的な人だって改めて思うことがたくさんあったよ」
私が話すのを
相槌を打ちながら静かに聞いてくれる
A「、、、、でも私には好きな人がいて。それを曖昧にしたまま亜嵐くんのことは想えませんでした
、、、ごめんなさい、、」
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くうか(プロフ) - また、続きが読めて、めっちゃ嬉しいです！ (2018年9月30日 15時) (
レス) id: d5ab094ab4 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - このお話大好きすぎて更新停止中って分かってるのに何度も読み返してしまいます！！(笑)また更新楽しみにしてます！ (2018年9月26日 10時) (レス) id: d9de67caab (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年5月5日 8時) (レス) id: b9e4ac9f31 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 渚さん» コメントとっても嬉しいです！学校が始まり不定期更新ですが、作品の方をよろしくお願いします！ (2018年5月5日 0時) (レス) id: 2e6205ed7c (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - この作品大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2018年5月3日 13時) (レス) id: b9e4ac9f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおさん | 作成日時：2018年4月19日 13時
