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結局そのまま亜嵐くんの家に到着すると
お礼を言って
玲於くんに頭を下げる
どこかいつもより悲しげな表情に見えたのは
私の気のせいだと思いこみ
そのまま振り返らずエントランスを進んだ
部屋までいくと
私の鳴らしたインターホンに
さっきまでと変わらぬテンションのまま迎えてくれた亜嵐くん
絶対なに話したか気になってるよね
なんてちょっと自意識過剰な考えを
浮かべつつ
何も聞いてこないことに感謝して
亜嵐くんの話に返事をした
そんなこんなで今に至るわけだけど、、
A ｢やっぱ玲於くん、変だよね？｣
湯船につかりながら
1人そう呟く
やっぱり今思い出しても
なんであの場に玲於くんが現れたのかも謎だし
A ｢あぁぁ！もう！やめよ！
忘れるって決めたんだから！A、玲於くんなんかに振り回されるな！｣
そう自分に喝を入れて
お風呂を後にした
亜嵐くんにお風呂上がったよって
一言声をかけようと思ったけど
覗いたリビングでは
誰かと電話してるみたいだったから
そのまま部屋に戻った
・
・
・
・
・
布団の中でスマホをいじってたんだけど
知らない間に寝落ちしてたらしく
目を覚ますと
外はもう明るく、日が差していた
いつの間に寝ちゃったんだろ。
なんて呑気なことを考えながら
リビングへ向かう
亜嵐くんの姿はもうなくて
代わりにテーブルの上にお手紙
[お仕事行ってきます！
たまには。と思って朝ご飯作ってみた笑
よかったら食べてみて笑]
ラインとかじゃなくてお手紙って笑笑
かわいいなぁ笑笑
手紙のすぐ側にある
ラップのかかったお皿にはたまごサンド
A ｢美味しそう、、笑｣
顔を洗いリビングに戻り
お湯を沸かしてコーヒーをいれる
A ｢いただきます。｣
亜嵐くんの作ってくれた朝ご飯なんて、、
私そろそろ死ぬかもしれない。笑
そんなことを思いつつ
美味しく全部いただいた笑
お礼を言おうとラインを開き
ありがとうございました、と打ち始める
でも折角お手紙でくれたんだからと
打ち出した文字をすぐに消し、ラインを閉じた
近くに、この手紙を書いたであろう
ペンとメモが出しっぱなしにされていて
それを使って私もお礼の手紙を書く
A ｢最後の方、ファンレターみたいになっちゃった笑｣
まぁいっかなんて思いつつ
それを冷蔵庫にマグネットで貼り付けると
着替えるために部屋に戻った
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くうか(プロフ) - また、続きが読めて、めっちゃ嬉しいです！ (2018年9月30日 15時) (
レス) id: d5ab094ab4 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - このお話大好きすぎて更新停止中って分かってるのに何度も読み返してしまいます！！(笑)また更新楽しみにしてます！ (2018年9月26日 10時) (レス) id: d9de67caab (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年5月5日 8時) (レス) id: b9e4ac9f31 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 渚さん» コメントとっても嬉しいです！学校が始まり不定期更新ですが、作品の方をよろしくお願いします！ (2018年5月5日 0時) (レス) id: 2e6205ed7c (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - この作品大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2018年5月3日 13時) (レス) id: b9e4ac9f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおさん | 作成日時：2018年4月19日 13時
