178(side玲於) ページ32
はあぁ、、
そんな理由で俺はこんなイライラさせられてんの？
玲於 ｢、、それだけ？｣
A ｢、、それにっ！
亜嵐くんは玲於くんと違って優しくしてくれるし、、助けてくれるから。｣
玲於 ｢それならなんで俺になんの相談もなしなわけ？｣
そうだよ、
俺に相談くらいしてくれてもよかったじゃん。
A ｢なんで？どうして玲於くんに相談する必要あるの？？玲於くんは私の保護者でもなんでもないじゃん！！！｣
玲於 ｢そうだけどっ、、！｣
A ｢あのね、玲於くんは私で遊べて面白いかもしれないけど、私にだって他に友だちもいるし。
今回の件も、おもちゃ取られて拗ねてんのか知らないけどさ、どうしようが私の自由じゃん｣
玲於 ｢、、、｣
怒りでか、目をうるってさせて
必死にそう伝えてくるA
怒らせてるのは俺なのに
なんでかA、かわいいじゃん。なんて
思ってる俺
目を逸らせなくてずっと見てたら
今度は少し顔を赤くしながら目を逸らしたA
A ｢、、もういいよね？
そろそろ帰るから。｣
そう言って公園から出ていこうとする
玲於 ｢あっ。待てって。
ちゃんと亜嵐くんの家まで送ってく｣
まあ最初っからそのつもりでしたけど、、
A ｢大丈夫。1人で帰れますんで。｣
玲於 ｢、、亜嵐くんにも言われたでしょ？
明日、俺が怒られてもいいわけ？｣
そう言えば
分かった。って小さく返事をする
なに、亜嵐くんの言うことなら聞くのかよ
なんでもかんでも亜嵐くんが肯定されてる感じが
気に食わない
それから亜嵐くんの家までの道のりは
お互い何も話さないままで
タクシー飛び出したきたけど
なんか結局納得いかないままだなって
俺が何言っても
亜嵐くんが、、って
1人頭の中、そんなことの繰り返し
気づけば亜嵐くんのマンションの前
A ｢じゃあ、わざわざありがとう｣
玲於 ｢ん。おやすみ。｣
じっと俺の顔を見てたかと思うと
視線を下に落とし
ぺこっと頭を下げると
自動扉の奥に消えてった
また亜嵐くんの部屋に帰ったんだなって
目の前のマンションを見上げる
同じ芸能人の自分からしても
立派なマンションに
また亜嵐くんに勝ったと言われてる気がして
1つため息をつき
自分の家への帰り道に足を進めた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 618人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くうか(プロフ) - また、続きが読めて、めっちゃ嬉しいです！ (2018年9月30日 15時) (
レス) id: d5ab094ab4 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - このお話大好きすぎて更新停止中って分かってるのに何度も読み返してしまいます！！(笑)また更新楽しみにしてます！ (2018年9月26日 10時) (レス) id: d9de67caab (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年5月5日 8時) (レス) id: b9e4ac9f31 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 渚さん» コメントとっても嬉しいです！学校が始まり不定期更新ですが、作品の方をよろしくお願いします！ (2018年5月5日 0時) (レス) id: 2e6205ed7c (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - この作品大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2018年5月3日 13時) (レス) id: b9e4ac9f31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおさん | 作成日時：2018年4月19日 13時
