176(side玲於) ページ30
玲於 ｢他の感情？？
面白くてからかう甲斐があるなーって、、｣
黎 ｢だから、、、 もう、いいわ。笑
Aちゃんも1人の女の子だよ、私から言っときたいのはそれだけ。そこからは自分で考えなね笑｣
玲於 ｢、、、｣
その意味は分かってないけど
とりあえず黎さんの言葉に小さく頷く
亜嵐くんといい、黎さんといい
みんなしてなんなの？
Aが女だってことなんて
最初から分かってることだし
なにをいまさら口を揃えて
そんなこと言われなきゃいけないわけ？
俺は黙ったままだったけど
俺が頷いたことによしとしたのか
黎さんはAの話をやめて自分の話を始めた
そこからは黎さんの話を聞いてたけど
正直、Aのこと、亜嵐くんや黎さんに言われたことで頭ん中がいっぱいで
あんまり頭に入ってなかった
黎 ｢よし、じゃあそろそろ帰ろっか〜｣
玲於 ｢うん、なんか送別会兼ねてたはずなのにただの飲みになってごめん。笑｣
黎 ｢いいよ、そんな気を遣う仲でもないでしょ笑｣
玲於 ｢それもそうか笑｣
さすがにこれは俺の奢りでって
財布を出す黎さんを無視して会計を済ませた
店の前でタクシーを捕まえて
2人で乗り込む
車内は特に会話もなくて
ぼーっと窓の外を眺めてた
なんで俺のこと断って
亜嵐くんとこに泊まってんだ
そんなに亜嵐くんが好きかよ。
、、、、、亜嵐くんが、、好き？
そう心で唱えたのは自分なのに
なぜだか傷ついてる
いや。まてまて。
傷ついてるってなんだよ。
そんなんまるで俺がAのこと、、、
って。俺、ホントになに考えてんだ
Aはたしかに一緒にいて楽しいけど
それはいじるとこ多いし
いじったときの反応がおもしろいからで、、
何かに焦りながら
横の歩道を歩く人影をふと追うと
どこか見慣れた2人
玲於 ｢A、、？｣
黎 ｢え？？｣
玲於 ｢ちょっと俺だけここで降ろして下さい！｣
黎 ｢玲於？どしたの？？｣
玲於 ｢1人で考えて悶々としてるのなんて、俺には合わない！だからこれで先帰ってて！｣
財布から札をだして
びっくりしてる黎さんに渡す
黎さんはよく分かってはなさそうだけど
俺の様子に何か感じたのか静かにお札を受け取る
開いた扉に
急いで荷物を掴んで降りる
玲於 ｢明日も早いだろうし、先寝ていいから｣
ありがとうございましたって
運転手さんに頭をさげ少し前に見える2つの影を追いかけた
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くうか(プロフ) - また、続きが読めて、めっちゃ嬉しいです！ (2018年9月30日 15時) (
レス) id: d5ab094ab4 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - このお話大好きすぎて更新停止中って分かってるのに何度も読み返してしまいます！！(笑)また更新楽しみにしてます！ (2018年9月26日 10時) (レス) id: d9de67caab (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年5月5日 8時) (レス) id: b9e4ac9f31 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 渚さん» コメントとっても嬉しいです！学校が始まり不定期更新ですが、作品の方をよろしくお願いします！ (2018年5月5日 0時) (レス) id: 2e6205ed7c (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - この作品大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2018年5月3日 13時) (レス) id: b9e4ac9f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおさん | 作成日時：2018年4月19日 13時
