161 ページ15
バイトの時間が終わり
片付けも終わらせた私と黎さんは
バイト終わり恒例のようにカウンターに並んで座る
オーナー 「今日もお疲れ様。」
そう言ってカップを私たちの前に差し出す
A 「珍しい。笑
今日はコーヒーじゃなくてココアですか？」
オーナー 「たまには甘いココアもいいかなと思って笑笑」
黎 「いいかも！ココアなんて久々です笑」
オーナー 「疲れた時には甘いものじゃない？笑」
明日は久しぶりにお店も休みだし。って
月に2回、休日を定休日としてるこの喫茶店
明日はたまたまその日に当たっている
って言っても
何にも予定ないなぁって思いながらココアの入ったカップを手に取った
そういえば
玲於くん毎回のようにココア飲んでたな
私より年は2つも上だし
すごい人のことバカにしてくるけど
味覚はお子ちゃまなのかも笑
そんなくだらないことを考えて
一人でふふ。って笑ってしまう
黎 「なになに、一人で笑って！笑
怖いんだけど？？笑」
A 「思い出し笑いです笑、気にしないでください笑笑」
黎 「なにそれ〜笑、昨日のイケメンくんとのことでも思い出してたの？笑」
A 「違いますよ！笑」
黎 「違うの？なんだ、つまんなーい笑
今日来た時から機嫌いいし、昨日いいことでもあったのかと思ったのに笑笑」
A 「、、、亜嵐くんは友達ですよ？笑」
黎 「でも昨日お店から出てく二人、とってもお似合いでカップルかと思って焦った笑」
A ｢なんで黎さんが焦るんですか笑｣
黎 ｢私は玲於応援派だから？笑｣
A ｢玲於くん応援派、、？｣
玲於くんの何を応援してるの？
言ってる意味が分からず考えてるのが分かったのか
ニヤリと私を見て笑う
黎 ｢Aちゃんは分からなくていーの！笑｣
そう言ってまた美味しい〜って
ココアを飲みはじめた
やっぱり玲於くんのことになると
どこか余裕があるんだよね
なんかやっぱ複雑。
なんて思いながら私も目の前のココアを
ちびちびと飲み始めた
複雑。なんていいながらも
ココアを見て、玲於くんを思い出した私は
玲於くんに会いたいかもなんて思ってる
けど今日はジェネでご飯だって
朝、亜嵐くんが言ってたし
例えご飯会がなかったとしても
私からご飯誘ったりとかできるわけがない
よく考えたら玲於くんから連絡ない限り会うなんて無理だ。
そう思って
私はまた、黎さんを羨ましく思った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 618人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くうか(プロフ) - また、続きが読めて、めっちゃ嬉しいです！ (2018年9月30日 15時) (
レス) id: d5ab094ab4 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - このお話大好きすぎて更新停止中って分かってるのに何度も読み返してしまいます！！(笑)また更新楽しみにしてます！ (2018年9月26日 10時) (レス) id: d9de67caab (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年5月5日 8時) (レス) id: b9e4ac9f31 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 渚さん» コメントとっても嬉しいです！学校が始まり不定期更新ですが、作品の方をよろしくお願いします！ (2018年5月5日 0時) (レス) id: 2e6205ed7c (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - この作品大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2018年5月3日 13時) (レス) id: b9e4ac9f31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおさん | 作成日時：2018年4月19日 13時
