その一言がほしくて。

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玲於くんと別れて家の中に入る



今日はホントに夢みたいな日だったよ
なんかいい事尽くしすぎて
明日から悪いこと起きないといいな、、笑



バイト前に作ったハンバーグを温めて食べ
お風呂に入り、ベッドの端に座りスマホを開く


あ。そういや夢じゃない証拠がどうとか言ってたなって玲於くんの言葉を思い出す



うーん、
私の予想はやっぱスマホ貸して＝連絡先
ですよねぇ笑笑


でも芸能人が
しかも私がファンだと言うことを知ってるのに
連絡先をあんな簡単に渡すもんなのか？？



半信半疑の中
電話帳のアプリを開きスクロールする


A ) ｢、、、、嘘じゃん。｣

そこには
皆さまご察しの通り

｢｢佐野玲於｣｣


え、え。やば。
私のスマホに！
佐野玲於って！！


でもこれもし万が一誰かに見られたらまずいよね？

とりあえず、、ひらがなで
れおくんって表示に名前を変える


でもこれを使う時くるのかな、、笑





そのままいつものクセで続けてラインを開く




A ｢えぇぇぇぇ！！｣


ラインの新しい友だちのところにも
REO SANO
って文字が見える


いやいやいやいや。
証拠残しすぎですよ、玲於くん。笑


これ、私この先スマホ落としたりとか絶対にあってはならないよね。





うーん、でも使い時がないだろうな。笑


完全なる観賞用のアカウントだよ。笑
今日を思い出すために使っちゃうやつ、、笑



幸せすぎて
このまま死ねる〜〜



ああ、誰かに言いたいよ。笑
でもさすがにこの情報を他の人にペラペラ喋るほど私はバカじゃない



明日はバイトもないし
たまにはアラームもセットせずに
ゴロゴロするか〜



うーーん、って伸びをして
ベッドにダイブ



布団の中でスマホをいじってた私は
知らないうちに意識を手放していた

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