16 (side玲於) ページ17
「お待たせしました!」
そう言って注文したものを 運んできた店員さん
そういえばこいつ、亜嵐くんのファンなんだったな
今日も亜嵐くんいなくて残念だったな
なんて考えて店員さんを見る
ごゆっくりどうぞ〜
って行っちゃったけど
ホントに俺らに気づいてないのかな
隼 「玲於!見すぎ笑笑
やっぱ可愛いくない?」
隼にそう言われて
はっと彼女から目線を逸らす
いや、まてまてまて。
あの子が亜嵐くんのファンとか
今そういうの関係ないわ
てかそんなことどうでもいいのに
なにどうでもいいことを考えてんだ
玲於 「さっさと飲んで行こ
個人のインタビューのあとまた全員って言っ
てたし」
隼 「時間見ながらだね、
てかこのコーヒーやばい、めちゃくちゃ美味い」
玲於 「そりゃよかった」
隼 「玲於返しがひどーい、」
ココアを飲みながらゆっくりと店内を見回す
外観は地味だなって思ったけど
中はすごいいい雰囲気だな
隼も同じことを思ったみたいで
隼 「ここ普通に通いそう笑
今度はちょっと違うのも飲んでみたいな」
玲於 「今度は俺を巻き込まないでね笑」
隼 「えー、そんなこと言わずにさぁ笑笑」
そこから明日の撮影がどうとか
今日7人の撮影してるときのメンさんの顔が、、
とか話してるとうちに
気づいたら30分近く経ってて
店員さんは常連さんと仲良しなのか
カウンターでオーナーさん?を交えて
色んなお客さんと話してて
どんなお客さんとでも
明るく笑顔で話をしてる
彼女の表情が
なんでだか分かんないけどすげぇ印象に残った
隼 「じゃあそろそろ戻ろ〜
お付き合いありがとう」
玲於 「いーえ
明日は焼肉がいいな〜」
隼 「いやいやいや、
明日の話は聞いてないっすよ、玲於さん笑」
玲於 「あれ?奢ってくれんじゃないの?笑」
隼 「いやこの店での話に決まってるや〜ん笑」
くだらないやりとりしながら会計を済ます
「ありがとうございました!」
そう言ってぺこりと頭をさげた彼女は
またさっきみたいな笑顔で
俺たちを見送った
354人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あお(プロフ) - mkmg423msさん» ありがとうござます!初めての作品なので至らない所もあると思いますが、引き続きよろしくお願いします、、! (2018年1月26日 21時) (レス) id: d99d924623 (このIDを非表示/違反報告)
mkmg423ms(プロフ) - 話の内容が自然過ぎてスラスラ読めちゃいます!続き気になるので更新頑張ってください! (2018年1月26日 8時) (レス) id: 95e36f6c78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あおさん | 作成日時:2018年1月14日 19時