第八百六十八話：どうなりたいか ページ7
海亀『・・わし等は変わらん。変わることなどない、お主がいるからな。』
狂犬『Aちゃんの個人的なことで、ここにいる皆は変わったりしないわ。』
蝶々『そんなお前がいるんだから何とかなるって思ってるぜ？』
蜜蜂『ここには間違いなく、Aさんが助けてくれた僕等がいますから、大丈夫です。』
喰鮫『貴方が教えてくれたことですが・・私という存在は、変わってなどいません。』
蟷螂『その強さを無くさぬように支える存在がいるということも忘れるな。今、主の目に映っている私等がそれなのだ。』
白鷺『お前が『どっちも好き』だって言ってくれるなら、俺は俺でいられる。』
鴛鴦『私達が人一人守るぐらいで変わったりしないさ。』
川獺『俺等は俺等なんだ。簡単に、誰かの手によって個人が滅茶苦茶にされるわけじゃない。』
人鳥『僕は、失ってなんてないんです。"強さ"と、"勇気"と、"優しさ"・・貴方から教わったことです。』
蝙蝠『変わっちゃいねぇ。変わってねぇんだよ。だから変わらねぇ。・・変わることはねぇんだよ。』
鳳凰『今まで通りの我で、我等なのだ。お主がちゃんと守ってくれた、我等なのだ。』
A(・・・そっか・・・これが『嬉しい』ってこと・・・ちょっと、忘れてた・・・。)
それを境に＿
A「・・うっ・・・あっ・・・っ・・・。」
色々と言葉にしたい声が、漏れ出て来る。
十二頭領「・・・。」
それを見て、鳳凰が言い出した。
鳳凰「・・・聞かせてくれ。・・・お主は＿＿＿Aは、"どうなりたい"のだ？」
A「・・・っ。」
・・・"どうなりたい"か。
・・・自分が、"どうなることを望んでいる"のか。
・・・真っ先に思い浮かんだのは、昔の記憶。屋敷で家族と共に過ごした記憶。
・・・その中で、忘れていた記憶が戻ったものを、思い出していた。
・・・それは、風呂でふと思い出した記憶。
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雨晴(プロフ) - 青龍さん» こんばんわ〜ありがとうございます(^^) 頑張らせていただきます！ (2017年7月24日 22時) (
レス) id: 3adc52b091 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 - 完結おめでとうございます！新しい小説でも頑張ってください！ (2017年7月24日 21時) (レス) id: ba867b1983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨晴 | 作成日時：2017年6月10日 1時
