第八百七十九話：服装も姿も ページ18
A「＿＿じゃあね、七花。」
七花「＿＿またな、A。」
A「今度は負けないからね！」
七花「あぁ！」
二人は笑い、拳を強く押し付け合った。
そして、三人は縁郷から離れた。
・・・・・・・
＿＿屋敷内・昼前
三人は食事の支度を終え、水苗翔は風呂場の掃除、Aと火苗菊は、着物の整理整頓をしていた。
各部屋や、着物の保管室で選別をしていた。
A「この着物とかはまだ着れるね。」
火苗菊「こちらは・・・現在ではあまり出ていない代物だと思われますので、売ればそれなりの値が付くと思われます。」
A「あぁそれ、羽衣衣装だね。あとどれくらいある？」
火苗菊「十枚ほど余っています。未使用の物もございますが・・・こちらは加工して別な物として、真庭忍軍の方々に差し上げるというのはどうでしょうか？」
A「いいね！喜ぶと思うよ。(微笑」
そんな事を話しているとまた＿
＿＿＿
気配を感じた。
火苗菊「・・・A様。」
A「今日は多いね、お客様。」
そう笑いながら言うと立ち上がった。
火苗菊「私が＿」
A「ううん。私が行くよ。多分、あの人達だと思うから。」
火苗菊「・・・では、お願いします。」
A「うん。(微笑」
ッ
Aは外へと向かった。
・・・・・・・
＿＿屋敷外
ッ
外へ出た。
A「・・・！」
目の先にいたのは＿
否定姫「・・やっぱり、あんたが出てきたのね。」
否定姫と右衛門左衛門だった。
だが、否定姫はいつもと服装が違い、姿も変わっていた。
その姿は・・・七花と共に旅に出ようという時に来ていた服そのもので、尚且つ、その頭には「不忍」と書かれた仮面を付けていた。髪はばっさりと首が見えるぐらいにまで切られている。
二人の元へと駆け寄る。
A「否定姫さん・・・その格好は・・。」
否定姫「あぁこれ？あのままの格好じゃバレるでしょ？それに姿も変えなくちゃいけなかったからね〜、髪も切ったのよ。」
A「その、お面は？」
否定姫「・・・手ごろなやつが無かったから仕方なくよ。ほんとはさ、あんたのお兄さんの面を貰おうかと思ったわ。でもその仮面が顔だったからね。私が持ってたら一発で発覚よ。」
扇子で仰ぎながら言う。
A「そう、なんですか・・。」
否定姫「ところで、あんたも大分変わったわね。そんなに髪をばっさり切っちゃって、しかも髪色も変わったわね？」
Aの姿を下から上へと見ていた。
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雨晴(プロフ) - 青龍さん» こんばんわ〜ありがとうございます(^^) 頑張らせていただきます！ (2017年7月24日 22時) (
レス) id: 3adc52b091 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 - 完結おめでとうございます！新しい小説でも頑張ってください！ (2017年7月24日 21時) (レス) id: ba867b1983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨晴 | 作成日時：2017年6月10日 1時
