第八十一話：おかしい ページ36
蜜蜂「そうですよ。人鳥君は僕の百発百中と言われる忍法巻菱指弾でさえかわすじゃないですか。」
鳳凰「それにお主の情報収集力は千に三つの誤りもないのだからな。それで助かる事もある。」
人鳥「で、ですが・・。」
A「鳳凰さんもこう言うんだから、間違いないよ。だって人鳥君は十二頭領の魚組・真庭人鳥だからね(ﾆｺ」
人鳥「皆さん・・・あ、ありがとうございます！」
そう言ってペコッと頭を下げた。
皆が微笑む。
蜜蜂「じゃあ、洗い物終わらせましょうか。」
A「そうですね、あと少しで片付きますし。」
鳳凰「我も手伝う事はあるか？」
A「そうですね・・・じゃあ、このお皿をあっちの戸棚に置いてくれますか？」
鳳凰「あぁ、分かった。」
Aが鳳凰に洗い終わった皿を渡そうとした。
その時、
チリンッ・・・・ドグンッ！！
ガシャンッ！パリーンッ！・・・
Aが皿を落とした音に三人は驚いた。
蜜蜂「Aさん！大丈夫ですか！？」
A「・・・。」
人鳥「Aさん？」
A「・・・。」
鳳凰「A？どうしたのだ？怪我はしておらぬか？」
A「・・・何で、また・・？」
鳳凰「A？」
ガラッ！
Aは突然として走り出し、戸を開けたまま飛び出した。
蜜蜂「え？Aさん！？」
人鳥「どうしたのでしょうか？な、何か血相を抱えて飛び出したようにも見えましたが・・。」
鳳凰「分からないが、蜜蜂、人鳥。追いかけるぞ。」
蜜蜂・人鳥「はい！/は、はい！」
三人はすぐさまAの後を追いかけていった。
・・・・・・・・・・・・
＿＿古社
A「はぁっはぁっ・・まただ。」
古社へ着いた時は、案の定の結果となっていた。
また、禍々しく光っている勾玉たちがあったのだ。前回と同じ尋常じゃない雰囲気だった。
A「・・・二日しか経ってないのに。普通は一定の期間でなるか一年に数える程度しか起こらないはずの事なのに、この年になってから急に・・・！」
Aの視界には別の次元のものが見えているようにも見えた。
A「とにかく、やらないと！じゃないとこの里が・・人が・・命を失う。」
すぐに構え、唱えた。
A「＿＿かの者の魂たちよ。闇を抱えし未練を残した者よ。その心の陰を私に譲りたまえ。」
少しして集まった黒い霧を吸い込む。
スゥーッ
A「・・はぁっ・・はぁっ・・ふぅ」
古社は元の状態に戻った。だが
・・ドグンッ！
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雨晴(プロフ) - 春夢さん» はい、何とか書いていきたいと思っております。コメント兼小説をご覧いただきありがとうございます！ (2016年8月14日 12時) (
レス) id: 3adc52b091 (このIDを非表示/違反報告)
春夢 - 更新頑張ってください！ (2016年8月14日 12時) (レス) id: 7df5f2c691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨晴 | 作成日時：2016年8月10日 1時
