第八十話：尾張の夜と縁郷の夜 ページ35
?「きゃはきゃは！俺らの事知ってんのか。なら話は早い。お前をぶっ殺させてもらうぜぇ。」
灸日「はっ言われるまでも俺がお前らを殺してやるよ。」
?「ふん、大した自信じゃないかい。この人数で勝てるというそのはったりはどこからくるんだい？」
灸日「はったりじゃない。事実を言ったまでだ。」
?「んふ、なだ談冗い白面。にのういとるれさ殺今。」(ふん、面白い冗談だな。今殺されるというのに。)
灸日「俺は死なない。少なくとも今はな。」
?「主の暗殺命令が出ている。ここで主の首取らせて貰う。」
灸日「・・・くくくっ！」
？「？」
灸日「はははは！勝てる訳ねぇのに気取っちゃってまぁ。おかしいったらありゃしないぜ。」
?「何だと？」
灸日「まぁ確かにここでは何だから、もっと広い場所へ移動するとしようか。」
?「どういうことだよ？」
灸日「そのまんまの意味だ。」
?「あたし達から逃げられるとでも思ってるの？」
灸日「いいや、逃げるつもりは無い。」
?「じゃあ、どうするというのだ？」
灸日「それはな・・・こうするんだよ！」
ボフンッ！
?「！！」
シュタッ・・・トンッ
?「くそ！煙幕か！奴はどこだ！？」
?「あそこにいるわ！」
灸日は城の外へ出ており、飛んで走ってそのまま逃げるようにして行った。
?「追いかけるぞ！」
シュンッ
十二頭領は灸日の後を追っていった。
・・・・・・・・・・・・
＿＿縁郷・夜・歯車家
A達は夕食を食べ終え片付けをしていた。蜜蜂と人鳥もその手伝いをしていた。
A「すいません。手伝って貰っちゃって。」
蜜蜂「いえ！Aさんには色々とお世話になっていますから、手伝わせてください。」
A「ふふ、蜜蜂さん。優しいですね(微笑」
蜜蜂「い、いえ！そんなことは・・・///」
人鳥「Aさん、ここはお、終わりました。」
A「ありがとう。助かるよ、人鳥君(ﾆｺ」
鳳凰「そういえば、Aは人鳥の事を呼び捨てにるようになったのだ？」
A「葉月の時に人鳥君が呼び捨てにしてもいいと言っていたんですが、何か言いにくいので君付けで呼ぶことにしたんです。私より年下と言えども真庭忍軍十二頭領の一人に違いはありませんから。」
人鳥「ぼぼ、僕はそんなた、大層な者ではありませんよ！Aさん！」
A「そんな謙遜しなくても、実力がものを言うってよく言うでしょ？」
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雨晴(プロフ) - 春夢さん» はい、何とか書いていきたいと思っております。コメント兼小説をご覧いただきありがとうございます！ (2016年8月14日 12時) (
レス) id: 3adc52b091 (このIDを非表示/違反報告)
春夢 - 更新頑張ってください！ (2016年8月14日 12時) (レス) id: 7df5f2c691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨晴 | 作成日時：2016年8月10日 1時
