QuizKnock 短編集3

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「お邪魔しまーす」

『はいっ！』

「...いや、なんで室内でフード？」

『今日寝癖酷くて見られたくなくて、』

「あ、そうなん笑」

よかった。第一関門突破だ。

そのあとは、だらだらしたり本読んだり。

『お勉強教えて貰えますか？ここが分かんなくて、、』

「あぁ、これはな、、」

『あ、なるほど！分かりやすい！ありがとうございます！！』

って言って、ぱっと顔を上げると、

『っ、』

ばちっと目が合う。...もちろん、フードは被ったままで。

「な、寝癖とかいいから、、ちゃんと顔見せて」

『わ、だめですっ、！』

後頭部らへんに手を乗せられ、抵抗した頃にはもう遅くて。

「なにこれ、」

『っあの、これは、』

もうだめ。全て事情を説明した。

「なるほど、それで猫耳生えたんや。ふふ、何してんのほんまに。変なん飲むからやろ」

『いやだから間違えちゃって、、』

言われてしまった。まぁしょうがないよ。自分のせいだし。

「え、それ尻尾も生えてんの？」

『はい、、、』

「マジか笑」

そう言うと普通の感じでスカートのお尻の所をふわっと触られた。

「うわ、ほんまやん」

『はっ？！ちょ、セクハラ！』

「はは、ごめんやって」

うわ、かっこい。なんでセクハラしてんのにカッコイイんだよ。

「あのさぁ、」

『はい？』

「...ふわふわってしていい？」

ちょっと顔を赤くして言う川上さん。

『は、はい』

もふ、と優しくあの綺麗な手で猫耳を触られる。

『っ、やっ〜〜』

『っやだぁ、なんか、おかし、』

そのままスカートの後ろの方も触られる。

『ひゃ？！あかんって！だめ！』

思わず関西弁が出てしまうほど。

...なんか、気持ちいい。

「ふふ、これはいいなぁ」

にやっと笑った川上さんには、逆らえないみたい。

次の日、猫耳と尻尾は消えたけど、腰の痛みは消えなかった私を誰か慰めて...


あ、でも。

(めちゃくちゃ可愛かった、なんて言えへんよな、、)

彼氏さんも苦しんでましたよ？

取り合い。ymmtさん＆koちゃん→←猫耳？！kwkmさん

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