検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:183,005 hit

あさ。sgiさん ページ46

『...んー』

ピピピッとアラームが鳴る。止めようとすると、背中に体温を感じる。

昨日から須貝さんと同棲している。

「同棲」なんて文字を思い浮かべて、少しにやけそうになってしまう朝。

愛しい人が隣にいるなんて、こんな幸せなことないだろう。

『かわいぃ、寝顔、、』

すー、と寝息をたててまだ寝ている須貝さん。荷物解いたりで大変だっただろう。

ちゅ、とほっぺにキスを落として、先に朝ごはんを作ろうとそっと立ち上がった。

まだ全然お買い物行けてないから材料が無くて苦戦したけど、なんとか朝ごはんを作る事が出来た。

『よし、できた!!』

『わっ!』

急に背中に重みが来てびっくりする。

少しだけ顔を向けると、須貝さんがバックハグしてきていた。

少し拗ねた顔の須貝さん。何があったんだろうか。

『ど、どうしたんですか?こんな朝ごはん嫌ですか?すみません、全然材料無くて。もしあれなら、今からなんか買って、「ちがう」
え?』

思いっきり話してる途中で会話をぶった切られる。

『ど、どうしたんです?』

「起きたら、となり、いなかったから」

『へ、、』

「寂しかったのっ、」

『なっ、』

まだ少し拗ねた顔で俯く須貝さん。

だめだ、これじゃ心臓がもたない。

「だから、やりなおし、しよ」

『何をですか?』

「もっかいねて。次起こして。すぐ、」

『ふふ、わかりました、そうしましょう』

ぽふ、とベットに寝転ぶと、目の前に須貝さんの顔。

「ぎゅってして寝よ」

『はいっ』

「じゃあ、おやすみAちゃん」

そう言って、頬にキスされた。

「さっきの仕返しね?」

『なっ、起きてたんですか?!』

「そりゃあねあんなことされたら」

『っ〜〜、』

『口には、してくれないんですか??』

驚いた顔で止まる須貝さん。引かれた、かな。

「なにそれ今の可愛すぎ。ごめん、さすがに我慢できないわ」

『ちょ、んんっ、』

深い深いキスをされる。まぁ、こうなることを望んで言ったことだから。

さぁ、甘い時間の始まりだ。

だーめ。koちゃん→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (98 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
295人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 実紅露。さん» いえいえっ!!こちらこそ読んでいただいてありがとうございます!嬉しいです!! (2020年3月30日 17時) (レス) id: 73270576ea (このIDを非表示/違反報告)
実紅露。 - めっちゃキュンキュンしました!ありがとうございます! (2020年3月30日 10時) (レス) id: ec857bc14c (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグくらいちゃんと外して下さい (2020年2月16日 15時) (レス) id: 34c689493b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年2月16日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。