バレンタイン izwさん ページ50
「Aちゃん。好き。付き合って。」
もう何回言っただろう。この言葉。多分オフィスのみんなが聞き飽きただろうと思う。
『ごめんなさい。』
彼氏もいないのに。ちょっとぐらい相手にしてくれても良いじゃないか。
山本「A今日も辛辣だね笑」
須貝「ほんとこの2人のやり取り面白い笑」
ふくら「聞き飽きたよこのやり取り〜。笑」
こうちゃん「伊沢さんもよく諦めませんよね笑」
みんながこんなことをいう始末だ。多分俺は自分が思ってるより結構やばいんだろう。
ーーーーーーーーーー
はぁ。今年もバレンタインか。
欲しいなぁ。Aちゃんから。
『伊沢さん』
「うおっ、！びっくりした、、」
『すみません。はい。これどうぞ』
はい、と目の前に出されたのは、綺麗にラッピングされたお菓子。
「えっ、これ、俺に？！」
『伊沢さん以外いませんけど？』
「えっ、えっ、ありがとう！！何もうAちゃん大好き！！」
『はいはい。ありがとうございます。』
Aちゃんが出ていってすぐそのラッピングを開けてみる。そこには、
カラフルな飴。
ん？確か飴の意味って、、
【好きです】
嘘だろ。いやちょっと待て、いつも告白断られてるんだから、そんなのあるわけない。偶然だ、偶然。でもAちゃんがこれに気づいてないなんて、あるか？...よし。
用事を済ませて入ってきたAに思いきって話しかけてみる。
「っ、A！！」
『はい？』
「あのさ、バレンタインの、お菓子の、意味って！」
『あぁ。どうかしました？』
「っあの、好きだよ！大好き！世界で一番好き！俺と付き合ってください！」
『はい。よろしくお願いします。』
今まで見たことない、少し照れてにこっと笑う君。
「なんで今までOKしなかったの？」
『いや、なんか押されて流されたと思われたら嫌だし、自分から言うのは恥ずかしいからこんな形でしか、、』
「はは、Aらしいなぁ。もー大好き！」
『あんまり好き好き言うと特別感なくなるので辞めてくださいね』
「俺からの好きはいつでも特別でしょ？」
『まぁそうですけど、、なんか時々言われた方が嬉しいじゃないですか』
「んー、わかった。じゃあ時々にする」
『ふふ。はい』
あぁ、幸せだ。俺多分、今世界で1番幸せだ。
ホワイトデーのお返しは俺からも飴を送ろう。とびっきり綺麗な、君に似合う色の。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
バレンタイン編、遅くなってすみません、、
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葵(プロフ) - みるくさん» え〜！！すみません！！お気づきありがとうございます！！ (2020年2月17日 23時) (
レス) id: 73270576ea (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - すみません。[水着着てみた]の内容にふくらさんverがない…？ (2020年2月17日 8時) (レス) id: aa77fddebf (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - まつりかさん» はい！！ありがとうございます！！ (2020年2月13日 23時) (レス) id: 73270576ea (このIDを非表示/違反報告)
まつりか(プロフ) - 葵さん» 是非よろしくお願いします！頑張ってくださいね！ (2020年1月31日 21時) (レス) id: e802cc95c8 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - まつりかさん» ありがとうございます！！神だなんてそんな、、まだまだ未熟者ですがよろしくお願い致します！！ (2020年1月31日 19時) (レス) id: 73270576ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2020年1月7日 14時
