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引き続き須貝side
ある日のオフィス。
俺はAと2人きりだと言う状況に気がついた。
(やっぱり、聞いてみるか。)
世間話をした後、さりげなく聞いてみることにした。
「Aは彼氏とかいるの?」
『なぁ?!!いません!いませんよ!』
やばい。こんな焦ってるAも可愛いと思ってしまうなんて俺は末期だ。
そうか、彼氏いないのか。
思わずにやけそうな口角を無理やり下げる。
「好きな人ぐらいはいるでしょ?」
『ま、まぁ、います、、』
なんか心に穴が空いた気がした。やっぱり期待なんてしない方が良かった。その相手が、俺なわけないじゃないか。
目を合わせてくれなかったのは、俺なんて眼中に入ってなかったからだ。
好きな相手が俺ならいいのに、なんて、
単なる自惚れだったんだ。
「そっかぁ、変な事聞いちゃってごめんね。
...今日は帰るね。」
とてもここにいられないなと思った。
苦しくて息ができない気がした。
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葵(プロフ) - みるくさん» え〜!!すみません!!お気づきありがとうございます!! (2020年2月17日 23時) (レス) id: 73270576ea (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - すみません。[水着着てみた]の内容にふくらさんverがない…? (2020年2月17日 8時) (レス) id: aa77fddebf (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - まつりかさん» はい!!ありがとうございます!! (2020年2月13日 23時) (レス) id: 73270576ea (このIDを非表示/違反報告)
まつりか(プロフ) - 葵さん» 是非よろしくお願いします!頑張ってくださいね! (2020年1月31日 21時) (レス) id: e802cc95c8 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - まつりかさん» ありがとうございます!!神だなんてそんな、、まだまだ未熟者ですがよろしくお願い致します!! (2020年1月31日 19時) (レス) id: 73270576ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2020年1月7日 14時