個性－無下限－ 6【僕のヒーローアカデミア】 (ページ44)

今日:71 hit、昨日:46 hit、合計:81,968 hit

291 ページ44

.

向こうでは荼毘と轟が戦っている

通「やばい！！」

巨人を縛っていたワイヤーが千切れ始めた

べ「立て直す！！」

すると、エンデヴァーが猛スピードで巨人に体当りした

ス「マキアぁ！！？」

体制を崩したマキアは、起き上がる事無く地面に崩れ落ちた

マ「っ…！力が…！」

通「っ山荘からの連絡にあった…効果は無かったって報告だった…！！

麻酔が効いてる！！」

山荘にてインターン組がマキアに飲ませた麻酔のその効果が、今発揮された

べ「この場で麻酔の効果が現れたこと…！きっと偶然ではないハズだ…

多くの者が少しずつ、強大な此奴を削り効果が現れる程に弱らせたのだと、私は信じる…！

一本は細くとも、縒って連なり縄となったのだ。どれか一本ほつれていてもこの結果は生じ得なかったと！私は信じる！！」

通「向こうのヒーローが苦戦するわけだ…！動きは単純だけどスピードと強靭さが尋常じゃない…！恐らく一体一体が九州の脳無に匹敵する程の強さ！ショッカーに与えられて良いスペックじゃないんだよね！！」

先程から何体も襲ってきている脳無は、通形の言う通り殆どが九州レベルだ

下手したら、九州以上のヤツもいるかもしれない

飯「大・爆・殺・神ダイナマイトは下がるんだ！受け身も取れない体では相手にならん！」

とにかく今は、ジーニストに照準が向かないように往なし続ける

ジーニストのワイヤーが敵達を締め上げる

Mr「ス…ヒナ…俺…敵連っ…合好きだったぜ…」

誰も過去を詮索なんかしたりしなかった

歪んだヤツばかりで、手前勝手な集まりだった

ス「死柄木(ボス)が…鍵だ…！５秒…稼…ぐ…死柄木を…目覚め…させろ…！」

スピナーは声にならない声で叫んだ

Mr「ショー…には…協力者が…不可欠っ…だ」

Mr.コンプレスは自分の個性で体の一部を抉った

べ「その怪我は致命傷だ！逃げられんぞ！！」

今度は服を拘束する

しかし、縛られても予め手を置いておけば早技で破れる

「あ！おい！ここだ！逃げるのか助けろ！俺も助けろ！」

轟「燈矢ーーー！！！」

荼「ごめん焦凍、事情が変わった。轟炎司が壊れてない上に気絶しちまったらこのショーの意味がない。ごめんな、最高傑作」

荼毘は火力で轟を吹き飛ばした

.