個性－無下限－ 6【僕のヒーローアカデミア】 (ページ29)

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相「大丈夫かアテナ」

『全然へーきッすイレイザー。むしろなんか滾ってきた』

相「滾るな」

エ「もうすぐ時間だ！！配置につけ！！」

エンデヴァーの一声により、空気が一気に張り詰める

麗でさえも、緊張を覚えた

そして、突入開始

「な、何ですか！？」

「エンデヴァー！？」

「わあー！」

マ＜皆さん外へ！ここが戦場になる恐れがあります！＞

「塚内警部！エンデヴァー！こちらです！」

公安の人間らしき人物がヒーロー達を誘導していく

廊下を歩いていると、殻木と思われる人物が歩いていた

エ「貴様か、脳無の製造者…AFOの片腕。観念しろ悪魔の手先よ！」

殻「ひいぃ！！」

殻木は情けない悲鳴を上げて逃げようとするが、相澤の捕縛布がそれを許さない

麗は殻木を視た

『イレイザー』

相「あぁ、」

相澤が抹消を使った途端、奴はいきなり老け込んだ

エ「やはり、戸籍登録の通りではないようだ」

塚「”抹消”で視た途端老け込んだな、個性を持っている…その個性がオール・フォー・ワンの長生きの秘訣か？」

黒い脳無にのみ搭載されていた”超再生”

類似した個性は存在するが、決してありふれたものではない

”レア個性”などと呼ばれる類のものである

個性の複製、或いは人造個性か

奴はその技術をオール・フォー・ワンに提供していた

マ「スゲーじゃん。そういうのよー、再生医療とかそっち方面でハイパーチートなんじゃねぇの。なァ！」

殻「ひっ！」

マ「何でこんな使い方なんだよ！？何でこんな使い方だよジジィ！！！！」

マイクが殻木の胸ぐらを掴んだ

麗はふと違和感に気付いた

そんな時だった

「ちょっと！乱暴やめてください！先生が何したっていうんですか！？」

事情を知らない看護師達が殻木を庇うように立ち憚った

エ「下がっていろ！」

「ちょっと！？変だよ！」

「出口へ！」

警察によって看護師たちが病院外へ連れて行かれた

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