個性－無下限－ 6【僕のヒーローアカデミア】 (ページ28)

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ロ「何故、その男だと」

大部屋に大量の警察官とヒーロー達が集まっている

塚「公安からの情報を受け、部下を侵入させた。この病院には関係者も用途を知らない立ち入り禁止の空間がある。霊安室からのみ通行可能な空間。出入りするのは殻木のみ。潜入を続け証拠も掴んだ」

タブレットに映されたのは、小さな脳無が映っている画像

実際、殻木球大の逮捕自体は難しくないが先走れば”戦線”の奴らに感づかれてしまう

塚「我々には保須や神野のトラウマがある。殻木、脳無…死柄木…そして連合…いや、”超常解放戦線”の一斉掃討が我々の命題だ」

この場にいる学生はインターン生は麗ただ一人

遡ること一ヶ月前＿＿＿＿

緑谷・爆豪・轟・麗はエンデヴァー事務所にて今回行われるインターン遠征について説明を受けた

基本インターン生は後方支援にて、避難民の誘導等を行う

しかし、その説明の場には何故か相澤がいた

エ「＿＿と、説明をしたがアテナには我々と前線…蛇腔病院へと向かってもらいたい」

『え？』

相「蛇腔病院には脳無の製造者、そして大量の脳無が潜んでいると予測されている。しかし、その脳無の正確な数や配置、植え付けられている個性は分かっていない。だから五条の”眼”を使って数と配置、そして備え付けられている個性を視て欲しい」

麗以外の３人は驚きに声を失っている

前線に行く、という事は危険な場所へ身を投げ込むということ

いくら強い麗でも、下手すれば死んでしまうかもしれないということ

相「勿論、俺は生徒を危険な前線へ送り込みたくはないのだが、事態が事態らしい。必ず俺が側についておく。だからどうか不甲斐ない大人を救けるつもりだと思って、頼まれてはくれないだろうか」

『良いですよ。前線、行きます』

爆「おまっ…！」

爆豪は声を上げかけ、口を閉じた

何故なら麗の表情が凄く嬉しそうだったから

『先生に頭下げてお願いされるのって、何か変なカンジだな。大丈夫、必ず役目を果たします。それと私は一人で大丈夫です、無限あるんで。何なら攻撃出来ますケド』

相「感謝する。それとあまり俺らからは離れないでくれ、何かあった時守ってやれない」

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