個性－無下限－ 6【僕のヒーローアカデミア】 (ページ26)

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『まぁ、一種の暗示に近いな。余裕に見せるために、最前線で戦う立場だからこそ自分の好きなように着飾る。そんな事して笑ってられるぐらい平和だから大丈夫ー！みたいな？よく分かんねぇけど』

切「くッ…！五条おめー…！漢らしいぜ！！」

『だから女だっつーの！！』

確かに、今思えば麗はいつでもおしゃれに着飾っていた

頭のてっぺんから爪先に至るまで、綺麗だった

爪は常にケアをしたり、髪は常に良い匂いだし

時には髪を巻いたり、メイクをしてみたり

ただ女子力が高くておしゃれが好きなのかなと思っていたが、今の話を聞いたらそれら全ての行動は一種の暗示に近いのかもしれない

＿＿＿そして時は過ぎ、春

切「そろそろ春休みが終わっちまうな」

麗「今度のインターン遠征だって」

梅「あら本当ね」

上「梅雨ちゃんたちも？まじで？俺らも俺らも！」

皆のインターン遠征の日が被っていた

『ねぇ爆豪、私らもこの日遠征じゃね？これ絶対何かあるよな』

爆「だろーな。まァ何があろうと俺には関係ねェがな！！」

『はいはい、でもインターンの強制参加に遠征が被ってんのは何か変じゃね？ちょっと後で父さんと母さんに聞いてみるわ』

麗はその後部屋に戻って、電話をかけたが繋がる事はなかった

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