個性－無下限－ 6【僕のヒーローアカデミア】 (ページ18)

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ふと、目の前に人影が見えた

「良い家に住んでるな、エンデヴァー！！！」

麗は窓から顔を出してソイツを視る

轟「夏兄ィ！」

車「頭ァ引っ込めろジャリンコ！！」

麗は爆豪に思いっきり体を引っ張られる

すると車が凄い勢いでスピンして、車内が激しい揺れに襲われる

『いってェ…！！』

麗は頭を窓ガラスにゴツンとぶつけ、思わず頭を抑えた

エンデヴァーがすぐに飛び出して、敵のところに行く

麗は車の窓ガラスを足蹴で割り、車外から飛び出した

それと同時に他の三人も車から飛び出す

車「忘れ物だぞ！！」

車のトランクから４つのケースが飛び出す

緑「かっちゃん！ショートくん！五条さん！」

麗は緑谷からソレを受け取り、グローブを身につける

轟「夏雄兄さん！！」

「インターン生…俺の死を…！仕切り直すぞエンデヴァー(マイホープ)！！」

敵が体制を崩した

エンデヴァーはその隙に一気に距離を詰めようとするが、捕まっている彼の表情が見え、足を止めた

４人はその隙にエンデヴァーを追い越す

「俺の希望の炎よ！！息子一人の命じゃあまだヒーローやれちゃうみたいだなァ！！」

轟「夏兄を、離せ！！！」

轟の炎が敵に襲いかかる

「早く、俺を＿＿」

今度は白線が動いて、車を宙へと持っていく

「殺ッさねェから！！！」

奴の個性だ

「死人が増えちゃうんだァァアア！！！！」

夏雄の体が白線に巻かれたまま線路へ放り投げられる

目の前には電車が迫ってきている

麗は蒼のエネルギーを凝縮する

爆「増えねェんだよ！！！」

『よっしゃ爆豪！！！』

そして爆豪と夏雄の体を蒼で一気に引き寄せ、線路から離した

緑「そうだ、増えない、増やさない。お前の望みは何一つ叶わない！！」

緑谷は地面に向かって落下する大量の車を黒鞭で掴む

そしてそれと同時に、敵は轟によって捕獲された

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