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十六話 ページ16
カランコロン…
ドアについている鈴が鳴り響く。
「やぁ、遅くなったね」
太宰さんの後ろをついていくと、カウンター席に二つの人影が見えた。
「あぁ太宰、先に呑んでるぞ」
「貴方が遅くなるなんて珍しいですね」
ｯｯｯひょえ！？！？織田作と安吾さん！？！？
そういや、さっき看板に『ルパン』って書いてあったような…
太宰さんのカバンを持ったまま呆然としていると、足に三毛猫がすり寄ってきた。
「にゃぁ」
あ、夏目先生だ…
「ボーっとしてないでカバン頂戴」
「はいはい分かってますよぉ」
ため息交じりに鞄を返すと、奥の二人が首を傾げた
「太宰くん、その女性は？」
「部下のAA。荷物持ち」
「紹介雑すぎません！？」
反論するが太宰さんはそのまま織田作の隣に座ってしまった。
「部下か、新しい恋人かと思っていたが…」
「違う！まったく、君にはいつも驚かされるよ」
爆弾発言を落とした織田作に、太宰さんは少し声を荒げながら言い返した。
…私はというと、「恋人」というここまで無縁だった言葉に数秒フリーズしていた。
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ゴリラパーティー(プロフ) - pixiv時代（？）から大好きです！！！！！これからも頑張ってください！！！！！！！ (4月26日 10時) (
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作者名：朝焼け | 作成日時：2024年4月17日 21時
