第6話 ページ8
私は外に放り出されていた。
捨てられてしまった。
行く宛てもない、どうやって生きればいいのか判らない。
さいっあくだ。
────────────
そして、今に至る。
本当に意味の判らない、なんの価値も無い人生だったな。
でも。
私は
兄さんに──
皆に────、
『あれ?ここ何処だ?』
いつの間にか全く知らない場所に来ていた。
もう辺りは真っ暗だ。
んー、。
自販機の下漁るか。←え?
こんくらいしかする事ないし。
あ、あった。
私は赤い自販機の下を覗いて見た。
『んーと、?嘘、!あ、あった!!』
そこには綺麗に光る五百円玉が転がっていた。
諦め半分であったが、本当にあるとは。凄い。奇跡。
私はそれを拾い、ポケットの中に入れた。
これで1日は持つかな。
安心してほっとため息をついた。
ふと地面を見てみると何か本のようなものが落ちていた。
『?本、小説か、』
それは小説であった。
薄汚れていた所為で、題名と作者名は見えなかった。
暇だし、読んでみよう。
私はその場で頁をめくった。
幸い、自販機の光があるので問題なく読める。
だが私は孤児であり、ろくに学校にも行けてないので語彙力、国語力が無く、意味がよく判らなかった。
けど、何故か惹き付けられ、頁をめくる手が止まらない。
面白い。
私は暫く、その本に夢中になっていた。
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サボっててすみませんでした、、
漸く話の展開が思いついてきました。
なので更新していきます!
猟犬全然出てきませんねすみませんんん
次かその次位で出てきます。
それではっ!
みくみく
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作者名:みくみく | 作成日時:2022年8月12日 21時