75番線 Jesus 3 ページ27
稜雅 side
いやー、さっきはびっくりした。
撮影してたら海とAがはいってきちゃったもんだから(^o^)
しかもなんかPVに使われるらしいしww
そして、今俺はソファに座り、出番待ち。
膝ではAがスースーと寝息をたてている。
うん。
どうしてこうなった(^o^)
遡ること20分前。
俺はソファに座り、マネキンを誘惑していた。
いやね、これもね、どんな状況なんだよって感じなんですけどもね!!
色気を出せてるかな、とかいろいろ考えながらやってるわけですよ!!
マネキンの足を触ったり、頬にキスしたり…ね(^o^)
カット!!というスタッフさんの声と、Aの小さな悲鳴が聞こえたのは同時だった。
次に俺に聞こえたのはバタンと何かが倒れた音。
スタッフさんが集まっていたので俺も向かうとAが倒れていた。
稜「えっ!!?どうしたんすか。」
慌てて駆け寄れば、困った顔を見合わせるスタッフさん達。
ス「……えっと、稜雅さんの…撮影を見てたんですけど…。」
スタッフの話によると、休憩時間でやることなかったAはふらっとスタジオに入った。
そこで俺の撮影を見たんだけど、相手をマネキンだと思わなかったAは女性に俺がこう……イケナイコトをしてると思ったらしく……ww
顔が一気に真っ赤になったらしいwww
ス「Aさん!?顔真っ赤!大丈夫ですか!?」
『り、り、稜雅…が、わ、あ…え??』
などということを呟き倒れてしまったらしい。
そして今に至る。
頭を撫でる手をすり抜けるAの髪が心地いい。
稜「ちょーーっと、刺激が強すぎたかな…ww」
顔を真っ赤にしたAの顔を思い浮かべたら笑いが込み上げてくる。
バカにしてるとかそんなんじゃなくて。
純粋に愛おしいと思った。
パチッとAの目が開いた。
稜「おー…良かったぁ…。気分は?気持ち悪くない?」
『うん…稜雅……あの人は…?』
そっか。マネキンだと思ってないのか笑
稜「…あれね、マネキン。」
ポカンと口が開いたまま俺を見つめるA。
稜「ふっ。あははッッ。」
だめだ。堪えきれなかったwww
『ちょおっー!!早く言ってよー!!!』
激怒し、顔を真っ赤にしたAが俺の胸板をどんどん叩く。
痛い笑
痛いけど、
嫉妬されるのも…悪くないなぁなんて思った今日この頃。
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ゆに(プロフ) - かいらさん» ありがとうございます! できる限り晃一くんのお話はこれからも作っていくつもりなのでこれからも読んでいただけたら幸いです(*^^*) (2018年6月20日 22時) (レス) id: a71d73f79f (このIDを非表示/違反報告)
かいら(プロフ) - 面白くて、コーイチが出てくる話は自然と涙が出てきちゃいました…これからも更新頑張ってください!待ってます。 (2018年6月13日 13時) (レス) id: f9d0a6bd90 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - アリスさん» アリスさん!前回に引き続きコメほんとにありがとうございます! これからも楽しんでいただけるよう頑張りますね(*^^*) (2018年6月1日 20時) (レス) id: a71d73f79f (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 2度目ましてこんにちは!この前もコメントさせて貰いました!本当に応援しています!頑張ってください (2018年6月1日 19時) (レス) id: 0213cc33f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - まいかさん» ほんとですか!続編も読んで下さりありがとうございます!!これからもよろしくお願いします*\(^o^)/* (2018年5月29日 23時) (レス) id: a71d73f79f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆに | 作成日時:2018年5月29日 23時