ターゲット30 ページ32
海「厄介なやつら…？」
「Aは…運命を大きく変えてしまった。
7人もの命を助けたのです。
それを、欲していたのがいたとしたら…」
『言わなくていい。これ以上巻き込むわけにはいかない。もう全員の試練も終わったでしょう。ここにとどまらせる理由はない。』
海「ずっと、知りたかった答えなんだ。」
佑「知れずに死んだら僕また化けて出ちゃうよ…？(うるうる」
『……うっ…。』
稜「…！ 佑亮あともう少し！ねだれ！！！」
佑「僕、知りたいの。Aを苦しませた奴らは誰なのか。ただ、知りたいの。」
『……。悪魔…。』
超「！！！？？」
『人の魂を食らって生きてる彼らの食べ物を私が奪ってしまった。しかも掟をねじまげてね。』
海「…でも、天使は魂を回収するんだろ…？Aの任務だったんだし…。」
『事故の場合、その人達に悔いがあれば地縛霊になってしまう可能性がある…。地縛霊は私の手じゃ救えない…。連れて行けないの…。
そしたら悪魔の格好の餌場になる。』
祐「……確かにあのまま死んでいたら…俺ら悔いしかなかったよね…。」
太「…地縛霊になってた自信あるわ…。」
晃「せやから…Aは俺らを救う方法を考えて…掟を…破ったんや…。」
『これが正しかったのかはわからない…。手回ししてあなたたちがどうにか家に帰る時間を送らせて、救うことはできた。でも…結局巻き込んでしまった…。』
稜「記憶を失くしたAを追い詰めるのは楽だもんな…。そしたらどんな運命の引き合わせかまた俺らと再会した。」
拓「1度逃した魂の集まりと恨みをかった少女を同時にいただくチャンスを手にしたってわけか…。どうりでなんか飢えてる感じしたんだよな。あいつら。」
『ごめんなさい…。救えなくて…。振り回したあげくに痛い思いをさせて。しかも試練まで…。私は…あなた達を失いたくなかったの…！』
海「奇遇だね。俺らも一緒。」
そう微笑んだみんなの姿はだんだんと、霞んできていた。
Aと、みんなと
別れが近づいているのがわかった。
ポロポロと涙を流すAをみんなで抱きしめる。
いつの間にか俺らも涙を流していた。
晃「よく頑張ったな。」
稜「助けてくれてありがとう。」
拓「出会えてほんとに良かった。」
祐「また俺らに逢いに来てくれてありがと。」
佑「ほら、笑って。」
太「きっとまた会えるから。」
海「大好きだよ。」
『ありがとう。』
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ゆに(プロフ) - ノンノンさん» ありがとうございます(´；ω；｀) 頑張って更新続けていきます！ (2018年1月21日 22時) (
レス) id: 0eefd9f5bf (このIDを非表示/違反報告)
ノンノン - つつぎ気になります！更新お願いします！ヨロ〜 (2017年12月22日 16時) (レス) id: ac1fe2bbf6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - ひなたさん» ひなたさん！ありがとうございます（泣 少しずつですが更新していきますので完結までどうかお付き合い下さい！ (2017年12月2日 10時) (レス) id: 0eefd9f5bf (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き、楽しみにしてます！頑張って下さい！これからも、応援してます！！ (2017年11月30日 0時) (レス) id: 37009b37c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - クソガキ推しさん» コメントありがとうございます(･_･、) ストーリーフィルムの感動を半減させることのないよう頑張りたいと思います！！ (2017年11月26日 0時) (レス) id: 0eefd9f5bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆに | 作成日時：2017年11月7日 13時
