ターゲット29 ページ31
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海「あの日からAに会えることはなかった。嫌な予感が的中したよ。」
『……。守ってって言ったのになぁ…。』
海「…？」
「ごめんな。」
海「！！？
り、稜雅…！？！？」
稜「…よっ。さっきぶり？(^o^)
A…約束破ってごめんな…。
でも俺…何もしないのは嫌だった。海の真剣な表情見たらA探すこと止められるわけねぇだろ…。」
『…頼む人間違えた。佑亮に頼めばよかった。』
稜「ひどい(^o^)」
佑「僕でも同じことしたと思うよ。」
海・稜「なんで佑亮もいんの！？」
拓「突っ込んでるとこ悪いんだけど、あの日、俺らがゲーセン行った日。俺らの通学路で起きた事故覚えてるか？」
海「なんか人どんどん出てくるけど突っ込むの疲れた。」
稜「近所の空き地に飲酒運転のトラック？が突っ込んだんだっけか…？」
拓「そう。ちょうど下校時間に起きた。」
佑「……それって…。もし、僕らがゲーセンに寄ってなかったら…。」
祐「死んでたね。」
『なんで大集合してるの。ちょっと。当たり前みたいな感じで出てこないでよね！？』
祐「あの日聞こえた声はやっぱりAだったんだね。なんで全部1人で背負っちゃうの？」
『…！！
私は……自分の最期くらい自分の気持ちのままに動きたかった。誰かに言われたからとか、決まりだからとか、そういう事じゃなくて。』
太「…俺ら…友達ちゃうん？」
『…！』
晃「水臭いやっちゃなぁ。じゃあ最期くらい俺らに頼ればええねん。何も出来ないかもしれない。それでも、Aを守りたい気持ちは何かを変えることが出来たと俺は思うで。」
太「あの日、事故を起こした運転手は言ってたらしいで。なにかにぶつかった感覚と窓ガラスが赤く染まったって。」
佑「…ひっ…。」
『……。』
太「せやけど、警察が現場検証しても、人ひとりいなかった。血ひとつ現場にはなかったんや。」
稜「…それって。」
海「…Aが人間じゃないから。」
『…天使の死は人に見えない。でも、…私は死ぬことは許されなかった。
死ぬことは自分の罪から逃げることだから。
私は天界から追放された。』
「掟だったのです。罪を犯した天使は記憶を消され、天界から追放される。
…ただ彼女の場合、厄介な奴らに目をつけられた。」
悲願の女神が悲しげに俯いた。
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ゆに(プロフ) - ノンノンさん» ありがとうございます(´；ω；｀) 頑張って更新続けていきます！ (2018年1月21日 22時) (
レス) id: 0eefd9f5bf (このIDを非表示/違反報告)
ノンノン - つつぎ気になります！更新お願いします！ヨロ〜 (2017年12月22日 16時) (レス) id: ac1fe2bbf6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - ひなたさん» ひなたさん！ありがとうございます（泣 少しずつですが更新していきますので完結までどうかお付き合い下さい！ (2017年12月2日 10時) (レス) id: 0eefd9f5bf (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き、楽しみにしてます！頑張って下さい！これからも、応援してます！！ (2017年11月30日 0時) (レス) id: 37009b37c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - クソガキ推しさん» コメントありがとうございます(･_･、) ストーリーフィルムの感動を半減させることのないよう頑張りたいと思います！！ (2017年11月26日 0時) (レス) id: 0eefd9f5bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆに | 作成日時：2017年11月7日 13時
