ターゲット27 ページ29
Kai side
今日の練習もキツかったなぁ…。
なんだかユーキの気迫が凄かった…。
でも、文化祭での発表に向けて気を抜いてもられないしね！
そんなことを考えながらさっさと体育館を後にする。
鍵の始末頼まれるのめんどいし！←
拓「このあとどうするよ？」
一緒に帰ってるのは晃一、拓弥、佑亮、太陽。
晃「腹減ったしまっすぐ帰ろーや。」
晃一の言葉に佑亮と太陽がうんうん。と頷く。
どんだけ腹減ってるのこの人達。
ま、特にやることもないので俺も帰るかーなんて思いながら校門に到着。
すると太陽があっと声を出す。
太「やっぱこのあと、ゲーセン行かへん？」
海「今日？どしたの？」
太「クラスの子から今日までのクレーンゲーム無料プレイ券もらっててん。使わへんからって。」
佑「ラッキーだね！」
太「結構多めにもらってん。せやからどう？」
晃「ラーメンとかやったらええけど…俺腹減ったからパス。」
そんなとき風に舞い上がって飛んできた紙が晃一にペちっと張り付いた。
晃「なんやねん！！もうほんまに……
よし、ゲーセン行こう。」
拓「なんで！？」
海「なぜ急に行く気になった。」
晃「ゲーセンの隣にあるラーメン屋のトッピング無料券飛んできた。帰りに寄る。」
そういうことね笑
なんだか今日はすごいついてるな。
お前また食うのかよーなんて拓弥が晃一をからかっているのを見ていたら優しい風が通り過ぎた。
花みたいな、春のような優しい香りがした。
今度Aとも遊びに行きたいな。
なんで急にAのことを思い浮かべたのか自分でもわからなかった。
『ありがとう。』
え？
いま、確かにAの声がした。
でも周囲を見渡してもAの姿は見当たらない。
みんなの方をみるとみんなもキョロキョロと視線を動かしている。
佑「今、Aの声が聞こえなかった…？」
太「聞こえた。」
拓「…会いたい。」
晃「…せやな。会いたいな。」
同じ気持ちだった。
みんなで同時に同じこと考えるなんて。
考え込みふと下を向くと、白い花が咲いていた。
あの日君にあげた花かんむりに使った花だ。
今、Aは何をしてるんだろう。
なんだか少し嫌な予感がした。
そんなこんなしてるうちに稜雅と祐基が校門につき、ゲーセンに誘うと二つ返事で行くとのことだった。
俺は後ろ髪を引かれる思いでその場をあとにした。
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ゆに(プロフ) - ノンノンさん» ありがとうございます(´；ω；｀) 頑張って更新続けていきます！ (2018年1月21日 22時) (
レス) id: 0eefd9f5bf (このIDを非表示/違反報告)
ノンノン - つつぎ気になります！更新お願いします！ヨロ〜 (2017年12月22日 16時) (レス) id: ac1fe2bbf6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - ひなたさん» ひなたさん！ありがとうございます（泣 少しずつですが更新していきますので完結までどうかお付き合い下さい！ (2017年12月2日 10時) (レス) id: 0eefd9f5bf (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き、楽しみにしてます！頑張って下さい！これからも、応援してます！！ (2017年11月30日 0時) (レス) id: 37009b37c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - クソガキ推しさん» コメントありがとうございます(･_･、) ストーリーフィルムの感動を半減させることのないよう頑張りたいと思います！！ (2017年11月26日 0時) (レス) id: 0eefd9f5bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆに | 作成日時：2017年11月7日 13時
