57. ページ8
ki side
松本｢せっかくだから、キャンプファイヤーしない？｣
それに藤ヶ谷と宮田がのって、
3人は枝などを拾い集めに行った。
俺と、ワタはコーヒーを飲んで寛いでいた。
ki｢そーいえば、わたと初めて出会った日も
こんな綺麗な夜空だったね。｣
y｢…ねぇ、俺さ、ミツと出会ってから、
毎日が凄く楽しくなった。
ミツと出会ってなかったら、あのままずっと1人でいたかも。
ミツは俺にとってのヒーローなんだよ。｣
ki｢…俺も、
ワタがずっと支えてくれてたから、
今こうしていられる。
俺にとってもワタはヒーローだよ。｣
照れ臭くって普段は言えない事も
特別なこの日はなぜか言えちゃう。
kiy｢…ふふっ、笑｣
でも、見つめあってると、
お互いにまた恥ずかしくなって
一緒に笑った。
すると、大きな炎が上がった。
mf｢わぁ〜すごーい！｣
y｢あ、点いたみたいだね｣
ki｢…あ、あいつらなんかやってる！｣
y｢焼きマシュマロとかじゃない？｣
ki｢え、美味そう、｣
y｢ふふっ、行ってきたら？｣
ki｢うん、行ってくる！｣
俺は、駆け足で
藤ヶ谷と宮田の元へ行った。
ki｢お前ら何やってんの？｣
m｢焼きマシュマロですよ〜｣
ki｢おぉ〜、めっちゃ美味そうだな。｣
藤ヶ谷の持ってる串にはマシュマロが2個刺さっていて、
キャンプファイヤーに近づけていた。
f｢北山先輩も、…食べます？｣
藤ヶ谷が俺にマシュマロを向けてくれた。
ki｢…おぉ、い、いいのか？｣
f｢どうぞ。｣
どうぞって言ってくれたから
ありがたく頂こう。
パクッと、1つ口に入れた。
ki｢…んっ、うまい！｣
f｢ふふっ、良かったです。｣
藤ヶ谷は、もう一つのマシュマロを口に運んだ。
f｢ん〜、美味しい！｣
ki｢うん、これ、最高だな。｣
f｢はい、最高すぎます。｣
なんでか分からないけど、
コイツのキラキラな笑顔に胸がキュッと
締め付けられた。
f｢もう一個食べます？｣
ki｢…うん。｣
藤ヶ谷は、また新たなマシュマロを串に通していた。
ki｢…あぁ、
次、俺、やるよっ、｣
藤ヶ谷からその串を奪って炎に近づける。
マシュマロがこんがりと焼き色が付いた頃に
俺は炎から離して、
ki｢…はい、｣
俺は、藤ヶ谷にマシュマロを近づけた。
f｢…あ、い、いただきます｣
藤ヶ谷はパクッとマシュマロ1つを口に入れた。
f｢…ん、美味しいです。すごく。｣
夜空の星よりも藤ヶ谷の笑顔の方が眩しかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
animal(プロフ) - 藤北ラブさん» コメントありがとうございます(●´▽`●) (2020年10月2日 23時) (
レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年10月1日 1時) (レス) id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)
animal(プロフ) - なすさん» コメントありがとうございます！(●´▽`●) (2020年6月5日 18時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
なす - 千賀くんが報われますように…。更新頑張って下さい！ (2020年6月5日 11時) (レス) id: 597fe44510 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：animal | 作成日時：2020年5月19日 14時
