69. ページ20
s side
週末になった。
昨日は、部活に行けなかったから、
俺は伝えに行かなきゃいけない。
五関先輩から渡されたメモを頼りに
ライブハウスへと向かった。
恐る恐るドアを開けると、
m｢…あ、！千賀くん？だよね！
待ってたよ〜入って入って、！｣
s｢…や、あのっ、｣
宮田先輩に強引に腕を引かれ、中に入った。
…凄い。
楽器とか、
踊れるスペースとかもあって。
m｢ふふ、笑 ここは俺達の活動場所なの。
週末は、ここでリハしたりとかね。｣
北山先輩と目が合った。
ki｢…お、よく来てくれたな、千賀。
みんなちょっと来て。｣
藤ヶ谷先輩、横尾先輩も来た。
y｢…はい、どーぞ。｣
Ki｢お、さんきゅ｣
横尾先輩がお茶を出してくれた。
テーブル席に先輩方が座った。
ki｢ここにいる千賀が、
俺のデモ曲に振りつけてくれたんだ。
みんなも見たやつな？
それが凄く良かったから、
ぜひ他のも振り付けて欲しくて、
それで今日は、呼んだんだ。｣
ki｢…引き受けてくれるか？｣
凄く嬉しかった。
あの振り付けを考えたのは俺だ。
自分の才能が認められたんだ。
でも、
俺は、嘘をつかなきゃいけないんだ。
s｢……あの、……｣
ki｢…ん？｣
嘘なんかつきたくない。
でも、そもそもこの依頼引き受けた自分が
悪いんだ。
俺は、必死に声を絞り出した。
s｢…この振りを考えたのは、
…僕じゃないんです。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
animal(プロフ) - 藤北ラブさん» コメントありがとうございます(●´▽`●) (2020年10月2日 23時) (
レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年10月1日 1時) (レス) id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)
animal(プロフ) - なすさん» コメントありがとうございます！(●´▽`●) (2020年6月5日 18時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
なす - 千賀くんが報われますように…。更新頑張って下さい！ (2020年6月5日 11時) (レス) id: 597fe44510 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：animal | 作成日時：2020年5月19日 14時
