好きになったのは弟でした 2nd

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なんだかんだ話しながらも片付けを進めてると



侑「お風呂あがったよ」




髪は安定にいつも通りびちゃびちゃで少し潤んだ瞳が妖艶さを無駄に醸し出してる




大「うえっはやっ」


涼「はあ…侑李。髪の毛は乾かせっつたろ？」


侑「そのうち乾くじゃん」


涼「それまでに風邪ひくだろ？ったく、このやり取り何百回やればいいんだよ…もうこっちおいで」



んっ と言って、素直に俺が引いた椅子に座る




涼「一生俺に乾かせる気だよね」


侑「別に僕はこれでいいって思ってるんだもん」


涼「へいへい俺の勝手なお節介ってことですね」


侑「ふふっそーゆーこと！」




風邪ひかれたらこっちが困るから怠ることの出来ない作業なんですよ俺にとっちゃ




涼「熱くない？」


侑「うん大丈夫〜」


涼「乾かしてやるけどさ、せめてもうちょい水吹いてからきてくんない？」


侑「え〜〜〜」


涼「え〜じゃないの！それくらいはお兄ちゃんの言うこと聞きなさい」


侑「しょおがないな〜」



って言って髪を触ってるドライヤーとは逆の手を侑李に掴まれてちゅっと軽い口付けをされた



涼「ちょっ侑李っ！」


侑「へへへっ」




そんな俺たちのやり取りを少し遠くのソファから見てた大ちゃんが



大「…お前ら、絶対もうヤってんだろ」




なんてふしだらな言葉を使うんだ

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