にじゅうはち ページ30
｢むぅ…ボクのことは飴村なのに…。｣
｢いきなり名前呼びとか嫌な人もいるだろ?｣
｢じゃあなんで帝統は始めから名前呼びなの?｣
｢犬みたいだったから｣
｢ボクの方が可愛いはずなのに…。ボクも名前で呼んで欲しい!｣
｢わかった乱数｣
｢へへ…｣
｢小生のことを忘れてませんか…?｣
｢あ、わり。夢野?幻太郎?お前はどっちがいい?｣
｢幻太郎でお願い致しまする。｣
｢お前はよくわからねぇ話し方をするんだな。｣
｢小生は前世の記憶がありまして、色々と混ざってしまうんです…。｣
よよよ、と言ってその場に崩れ落ちる。
まじで変人だな。
｢てかお前ら何の集まりなんだ?デザイナーとモデルか?｣
顔が良いしな
｢ん?俺らのこと知らねぇのか?｣
｢え、知らねぇ。まずいのか?｣
｢まずいと言いますか世間知らずと言いますか…。今時なかなかいませんよ｣
｢ボクらはね、POSSEだよ!｣
｢ぽっせ…?｣
｢まぁ簡単に言うとな、チーム組んでるんだ。｣
｢シブヤ代表だよ!あれ?一郎達もチーム組んでるはずだよ?｣
｢え、知らなかった。｣
｢ヒプノシスマイクで戦うんだよ！｣
｢あ、それは聞いたことある。｣
｢流石にこれ知らなかったらお前やべーぞ!｣
この世界のことを教えて貰った。なんというかひどい世界だな。
｢あ、そうだ。Aにモデルやってもらわなきゃ。忘れてた!｣
てへっと言って自分の頭を軽く叩く乱数。
乱数は24歳らしい。俺より年上。今まで何気なく見てた仕草も痛々しく見えてしまう。
｢モデルですか…。見学してもよろしいでしょうか？｣
｢いいよいいよ！｣
｢俺も!｣
｢…俺下手くそだぞ。初めてだし｣
｢今回のテーマはね、天使なんだ!｣
こいつ俺のこと知ってんじゃないか…?
｢天使…ってどうやるんだ…?｣
｢ん?Aなれるでしょ?｣
!!!!!?????
｢え、え、なに、なんで知って、え?｣
｢あははっ!A焦りすぎ!一郎に聞いたんだよ！｣
一郎が…?
ま、まぁ知り合いらしいし…
｢じゃあ早速見せてよ！｣
｢ぉ、おう｣
｢わぁ!Aすごい綺麗!髪の色とかも変わるんだね！｣
俺の周りをぐるぐると回る乱数。
おい、目が回るぞ。
｢すごいすごい!この頭のわっかどうなってるの!?｣
お前が楽しそうで何よりだよ…。
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たか(プロフ) - ルキさん» 本当ですね!ご指摘ありがとうございます！ (2019年5月11日 20時) (
レス) id: b143ac4ff3 (このIDを非表示/違反報告)
たか(プロフ) - 影さん» ご指摘ありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです…。 (2019年5月11日 20時) (レス) id: b143ac4ff3 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - ３８で、リーマンとジジイはわかったって書いてありますけどリーマンとホストじゃないですかね？先生とまだ会ってないはずだし...。 (2019年5月11日 17時) (レス) id: c2d88afda5 (このIDを非表示/違反報告)
影(プロフ) - （さんじゅうろくの最後の方誤字がありますよ）お話面白くて大好きです！ (2019年5月11日 7時) (レス) id: a9d9ba6240 (このIDを非表示/違反報告)
たか(プロフ) - apipeさん» ご想像にお任せしたい所ですがあえて言うとしたらお互いのモノを、、ね?(つたわれ)って感じです笑 (2019年5月10日 18時) (レス) id: b143ac4ff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たか | 作成日時：2019年4月22日 23時
