じゅういち ページ13
「うーん…そっかぁ…」
俺は飴村を困らせてしまっているらしい
「これから買う予定とかあるの?」
「あー…給料が入り次第買う予定」
「そうだよね〜今の時代携帯がないと不便だもんね。じゃあさ住所教えて!ちょっと不便だけど手紙送るよ!」
どこまでいい人なんだ…
でも俺住所知らねぇ…俺まじで無能じゃねぇか…
ごめんな飴村
「…萬屋ヤマダって知ってるか?」
「萬屋ヤマダ…って言うと、あれだよね。一郎のとこ」
「お!知ってんのか?俺そこに居候させてもらってるんだよ。」
「おお!そうなんだ!じゃあ一郎のとこに連絡すればいいんだね!」
「おう。って事で俺はもう行くな。金置いとくな」
「うん!じゃあね!」
+++++++
乱数side
一目惚れだった。
何処か不思議な雰囲気をまとった彼を見た時ボクの体に雷が走った。彼しかいない、そうはっきりと思った。
初めて恋という物を知った気がした。
話しかけなければ、誰かに取られる前に、そう思った瞬間身体がほぼ無意識に動いた。周りにいたオネーサン達を振り切り彼に話しかけると彼はゆっくりとこっちを振り返った。
ゾクリ
と身体に得体の知れないものが走るのを確かに感じた。だが嫌な気はしなかった。寧ろ気持ちいいくらいだ。
彼がこっちを見た。ボクを見た。ボクを瞳に移してくれた。そう思うだけで頬が緩んだ。
この感情を表に出してはいけない。彼にだけは嫌われたくない。
上手に隠せただろうか。
彼はAと言うらしい。口には出さなかったがAと言う言葉が頭をぐるぐる回っている。
Aは仕事を探しているらしい。丁度いい。また会う口実ができる。Aはイケブクロに住んでいるらしい。このチャンスを逃すと会うのが難しくなるかもしれない。イケブクロは一郎のテリトリーだ。入れないこともないが一応ライバルだ。イケブクロに行くのは避けたい。
Aは携帯を持っていないらしい。ボクがプレゼントしてもいいんだけど流石に初対面でそれは引かれてしまうかもしれないからね…
話を聞くとAは一郎と一緒に住んでいるらしい。くそ、先を越されたか…。
まぁ今はいいか
いつか奪ってやるから。カクゴしてよね。
−−−−−−−
え、え、誰やねんこいつ
めっちゃヤンデレチックになってしまった…
気分を害された方はすみません。
作者の気分によって主人公やキャラの性格コロコロ変わります。こんな感じでやってきます
苦手な人にげてー!!
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たか(プロフ) - ルキさん» 本当ですね!ご指摘ありがとうございます! (2019年5月11日 20時) (レス) id: b143ac4ff3 (このIDを非表示/違反報告)
たか(プロフ) - 影さん» ご指摘ありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです…。 (2019年5月11日 20時) (レス) id: b143ac4ff3 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - 38で、リーマンとジジイはわかったって書いてありますけどリーマンとホストじゃないですかね?先生とまだ会ってないはずだし...。 (2019年5月11日 17時) (レス) id: c2d88afda5 (このIDを非表示/違反報告)
影(プロフ) - (さんじゅうろくの最後の方誤字がありますよ)お話面白くて大好きです! (2019年5月11日 7時) (レス) id: a9d9ba6240 (このIDを非表示/違反報告)
たか(プロフ) - apipeさん» ご想像にお任せしたい所ですがあえて言うとしたらお互いのモノを、、ね?(つたわれ)って感じです笑 (2019年5月10日 18時) (レス) id: b143ac4ff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たか | 作成日時:2019年4月22日 23時