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☆ 08 ページ44







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プチッと縛りが緩くなると同時に

Aは唇を俺から離して、驚いた顔をする。




『外してもうたわ。笑』


「…っ///」


『可愛いなあ。笑』



目を逸らして俯くAを覗き込み

下から掬うようにして唇を重ねる。


同時に、無防備に晒された膨らみに触れ

先端に刺激を与えれば、Aの体は縮こまる。


反応してくれているのはわかる。

けれど、Aの唇がほんの少し震えていた。



俺は、行き場を失っていたAの手を包み込み

Aにもたれかかるようにギュッと抱き締めた。





『…ゆっくりでいいから。深呼吸しよ?』



Aの頭が俺の耳元に寄り添う。



「…ごめんね?」



申し訳なさそうに謝るA。

口をへの字にして泣きそうになるのを堪えている。

きっと、事をすんなりと進められないことに

負い目を感じているのだろう。





『謝ることちゃうわ。』


「…でも、」


『俺は、そんなAちゃんやからこそ

大事にしたいって思ってるんやけどなあ〜?』


「…廉」


『ん?』


「…、すき。」


『ふはっ(笑)急やわ。笑』


「…廉」


『はいよ?』


「…こんな私でも好きでいてくれる?」


『…だから言うてるやん?笑

こんな私やから、俺はAが、大好きなんやで?』



自分はちゃんと愛されているんだと…感じて?

俺が、全力で伝えていくから。





『A、力抜いて、身体全部俺に預けてみ?』


「…え?」


『俺のこと好きやって思いながら。』


「…うん。」


『そしたら後は、俺が気持ちよくさせたるから。』


「…ん、///、わかった…///」





手をAの身体へと戻し、また這わせていく。

再び、ゆっくりとベッドへ押し倒す。





目を瞑っているAは、今度こそ

落ち着いて俺を感じてくれているようで

固まった身体も、震える唇や手も次第に解けていた。


欲を言えば、俺を見ていて欲しかったけど

きっと今のAにはハードルが高いだろうし。



…追々、俺が仕込んでいけばいい。

…後にも先にも、Aを知っているのは俺だけ。

…俺仕様に、開発していけばいいから。





下半身に手を伸ばす。


時々、恥ずかしそうに身をクネクネさせながらも

恍惚感に浸っているA。





『きもちい?』


「…うん、、、廉にもっと…触ってもらいたい…」





俺はこの瞬間悟った。



いざ開発し始めたら、

Aはなかなか "すごい" 女になりそうだと。





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作者名:Raine. | 作成日時:2020年5月27日 17時

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