× gt < 濡れた 髪は > ページ4
『ごめんね 、おまたせ 』
タオル で 髪を 軽く 乾かしながら 彼の 所へ 戻る 。彼は テレビ から 視線 を 此方に 向けて
「ん 、全然 いいよ 〜 」
『そう ？ なら 良かった ！』
「… 髪 、まだ濡れてるね 」
『あ 、気になる よね 、ごめん 、直ぐ 乾かす から … ！』
急いで ドライヤー を 取りに行く 。洗面台 で 乾かした 方が テレビ の 邪魔 にも ならないだろう 、と 洗面台 へ 行こう とした 時 、彼から 呼び止め られる
「ねぇ 、A 〜 ？」
『ん 、どうしたの ？ 』
「ちょっと 、こっち来てよ 」
そう 言いながら 彼は 手招きを している 。首を 少し 傾げてから 、彼の 方に 向かって 。
彼は 私から ドライヤー を 取ると
「俺が 乾かして あげる 、おいで ？」
と 、彼は 床を 手で とんとん と 叩き 、私に 前に 座るよう 促すように しながら そう言って 。“ いいの ？” と 言いながら も 彼の 前に 座る 。
「いいよ 、いいよ 。… 熱かったら 言ってね ？」
彼は ドライヤー を 付けると 、私の 濡れた 髪に そっ と 触れる 。遠くから 温風 を 当てながら 、髪を 少しづつ 持ち上げ 風が 全体的 に 当たるように 乾かして 。
彼が してくれて いるから なの か 、それとも 乾かされる のが 好き なのか 。どちらでも 良いが 、安心感 を 凄く 感じる 。
『…… 上手 だね ？ … 安心感 が すごい … 』
「ふふ 、そう ？」
後ろ から 、嬉しそうな 声色 で そう 話す 彼 が 、更に 安心感 を 強くして 。思わず 瞼 が 重くなる 。そんな のは お構い無し に 、彼は 私の 髪を 乾かしてくる もの だから 、うと と してしまって
『… んん … これ 、やばいかも … 』
「んえぇ 、そんなに ？」
くす と 笑いながら そう言う 彼 の 声を 最後に 、私の 意識 は 朦朧 と しだす 。
は と 意識 を 取り戻した時 には 、もう 髪は 乾いていて 、彼は 私の 髪を 優しく 梳かしていた 。
「… お 、よく 寝れた ？」
『あ 、れ 、私 … 』
「あは っ 、まさか 眠っちゃう とは ね 〜 、そんなに 良かったの ？」
思わず 自分 の 髪に 触れる 。少し 冷えて いる ことから 、最後に 冷風 も かけたことが わかる 。どこまで できる 人 なんだろう と 関心 して 。
「A って 、本当に 髪 さらさら で いいよね 〜 。ほんと 好き 。」
そう言ってから 、彼は 自分 の 髪を そっと 掬って 、キスを した 。
× hr < 残業 後 は > ▽→←× fj < 暑い 日は >
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：転生 の はち | 作成日時：2021年6月13日 19時
