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× fj < 暑い 日は > ページ3

『 うう … 暑い ぃ … 』

「 もう 十分 夏 だよね 〜 」


ぐで と 机に 突っ伏す 私を 見て 彼が 笑う 。容赦無く 入り込んで くる 陽の光 を 眩しさ を 覚え ながら


『なーんもさ 、やる気 起きない って いうか …』

「 それは あるよね 、頭 働かない し 」

『 どう しようも ないよね 、暑さ って 、』


なんて 今期 の 暑さ に 愚痴を 。共感 して くれる 彼は 矢張り 優しい 人 だな 、と


「 そうだね 〜 … あ 、麦茶 あるよ 、そう言えば 」

『 え ! 本当 ?』

「 ほんと ほんと 、今 持って くるから ! 」


準備 が 良すぎる な ぁ 、と 心の 中で 呟き ながら キッチン に 向かう 彼を 見送り

戻って くる 彼の 両手 には コップに 入った 氷 と 麦茶 が 入っていて


『 わ 〜 、いいね 、流石 フジ くん 、』

「 今年 は 暑く なる って 言われてた からさ 〜 」


窓の 外を 見やり ながら 、テーブル に こと と 音を 立てて コップ を 置く 。彼が 飲んだの と 違う方の コップ に 手に取り こく と 1口 。
冷たい 麦茶 は 、氷 の からん と いう 音で 更に 冷えた ように 感じ させる


「 っ あ 〜 … 、最高 じゃない ? これ 」

『 … やばいね 、良すぎる 』


顔を 見合わせ 2人で 笑う 。こんな 時間 が あっても いいな 、と 思い ながら

麦茶 の お陰 か 先程 よりも 元気 が 出てきて 、暫く 談笑 を していると


「 や 〜 、あれは マジで 笑った よ 」


思い出し つつ 笑う 彼が 手に取った コップ は 、先程 まで 私が 口を 付けていた ものであって 、
それを 手元 を 見ていない 私 が 気づく 訳も なく 、彼は その コップ を 使い 、

私も 彼に つられる ように 彼が 使っていた コップ を 使って 麦茶 を 体に 流し込む


『 それは 私も 吃驚 したよ 〜 … … あれ 、私 … 』

「 俺は 先に 笑い が 出たけどね … … ん ? どうしたの ?」

『 私 … こんなに 飲んだっけ ?』


私 の 手の中 に ある コップ は 、私が 記憶 していた 量 よりも 少なくて 、まさか と 彼の 手元 を 見る 。

彼の 持っていた コップ は 、私が 記憶 していた 量 と 一致 した 。

思わず 顔が 熱くなる


「 あ 〜 、これ A の だったね 、」

『 え 、あ 、それ って … 』

「 間接 キス ?… って 、なんで そんな 赤く なってんの 、」

「 い 、いや … これは 暑さの せい 、」

『 … ほんとに ? … ふふ 、A 可愛い ね 、』

× gt < 濡れた 髪は >→←× us < 実は >



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作者名:転生 の はち | 作成日時:2021年6月13日 19時

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