お泊まり 2 ページ5
「Aっち、ごめんねー？」
「う、うん…。私こそびっくりして大声出しちゃってごめん…。」
紫耀くんは物凄く反省してた。
岸さんも紫耀くん自身が反省してたからそこまできつく言うことはなかったけど、軽めに注意して大事にならずに済んだ。
そのあと4人で少し喋って眠くなってきたから寝ることに。
私は前と同じ、来客用の部屋に泊まる。
3人は岸さんの部屋で寝るみたいだった。
「おやすみ〜」
「おやすみなさい。」
それぞれの寝室へ。
相変わらずフカフカの布団。
気持ちいいなあ…。
そう思いながら眠りについた。
どのくらい経ったんだろう。
パッと目が覚めると喉が渇いていることに気付く。
何か飲もうとしてドアを開けると、キッチンの明かりがついていて、冷蔵庫の前で水を飲んでる人物がいた。
「あれ？Aさん、どしたの？」
岸さんだった。
「喉渇いちゃって…。岸さんもですか？」
「うん。あ、水で大丈夫？」
「はい。」
岸さんは冷蔵庫からミネラルウォーターを一本出して渡してくれた。
「ありがとうございます。」
お礼を言って水を飲む。
うん、なんだか染み渡る。
「いつもありがとね。」
「え…？」
何かお礼言われるようなことしたっけ？
「色々付き合ってもらってさ。」
「いえいえ、楽しいですから。」
「俺、正直仕事終わってからAさんのごはん食べるの、めちゃくちゃ楽しみにしてるんだよね。」
「そ、そうなんですか？」
「うん。大変でも毎日頑張れる。」
「大げさですよ。笑」
「マジだって。今の俺の元気はAさんのおかげ。」
「もう、そんな褒めても何も出ません、よ…？」
岸さんを見ると、真剣な目をして私を見ていた。
「岸、さん…？」
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リイカ(プロフ) - はじめましてさん» ありがとうございます^_^更新遅いですが頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2022年1月24日 8時) (
レス) @page8 id: 61c322fb2c (このIDを非表示/違反報告)
はじめまして - 大人なデートの感じがとてもいいですね！キュンキュンします！ラストが気になる〜！続き楽しみにしてます！ (2022年1月23日 19時) (レス) id: 40443aa7ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リイカ | 作成日時：2021年11月28日 10時
