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『おいしぃ…この小籠包めちゃくちゃ美味しいです！』
「気に入ってもらえたみてぇでよかった」
『蘭さん、素敵なお店知ってますね。流石です』
女であれば、オシャレなイタリアンやらフレンチやらをリクエストしそうなものだが、中華を混ぜておいてよかった。
と言ってもここも個室で接待にも使ったことのあるきちんとした店なのだが。
幸せそうに小籠包や北京ダックを頬張るAを見ながら、蘭は一息ついた。
「デザートは？マンゴープリンとかあるよ」
『うーん…お腹いっぱいになってきたんですよねぇ。それに実は蘭さんの時間が大丈夫であれば、あとでわたしのお気に入りのケーキ屋さんに行きたいなって思ってて』
はぁー？クソかわ
「じゃあ、そっち行こーぜ」
『いいんですか？』
「うん、Aちゃんのお気に入りの店紹介して欲しいし」
『じゃあ、行きましょう！』
こんな幸せしか感じない時間過ごして、俺らとっくに付き合ってるんじゃね？
蘭はとりあえず、竜胆に「Aちゃんが可愛過ぎる」とメッセージを送った。
※A目的でロワゾー・ブルーに通っているとバラしてから、竜胆は蘭の惚気の捌け口にされていた。
ーーーーーーーーーーー
昼食を取り終え、予約時間になったので目的のパン屋へと車を走らせる。
到着し、外観を見たAは感嘆のため息を漏らした。
『すごいっ！フランスのお店そっくりです。』
「へぇー、ちゃんと再現してんだね」
『ネットとかではわたしもチェックしてたんですけど、ここまでとは思いませんでした』
「せっかくだし、好きなだけ買いなね。蘭ちゃんがぜーんぶ買っちゃうから♡」
『えぇぇ…さっきもお支払いいただいたのに大丈夫ですよ…！』
「いつも世話ンなってるお礼だから」
『でも…』
「いーからいーから」
遠慮していたAだが、パンを見るなりテンションは最高潮に。
ニコニコ笑うAを見たくて蘭はお盆へとぽんぽんとパンを入れて行き、一人では食べきれない程の量を買ってやった。
『蘭さんはそれだけでよかったんですか？』
「うん。いーの」
ちなみに自身の分は2つほどしか購入せず、“蘭はパン好き”とインプットされてるAには不思議がられた。
(そもそも蘭は米派でAのパンだから、ロワゾー・ブルーでは大量に買っているだけ)
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天然石 - 続き書いてほしい (2022年10月29日 8時) (
レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - いつぐらいまで更新しないんですか? (2022年9月15日 22時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 面白いです‼️ 続きが気になる〜😆応援シテマスッ😆 (2022年7月9日 20時) (レス) @page45 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 天然水さん» コメントありがとうございます。楽しみにお待ちいただけているのは嬉しいのですが、納得のいくものができるまで投稿することはできません。お待ちいただけましたら幸いです。 (2022年6月8日 21時) (レス) id: 5e3b7e37d3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 月宮莉夢さん» コメントありがとうございます。更新停滞しており申し訳ありませんm(_ _)m引き続き楽しんでいただける作品が作れるよう頑張ります！ (2022年6月8日 21時) (レス) id: 5e3b7e37d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2022年2月22日 18時
