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「あの、下ろして！」
お姫様抱っこが恥ずかしくて少し手足をバタバタするが
TH「ちょっと暴れないで。死にたいの？！！！」
そう言われ、すぐに大人しくする
こうしている間に後ろから沢山の矢が飛んできている
すると
ビービービービー
アラームがけたたましく鳴り出しす
TH「なに？このアラーム」
「緊急セキュリティーの作動を知らせるやつよ。はやく部屋に戻らないと、作動したら部屋に入れなくなっちゃう」
おそらくこの謎の矢が原因で作動したんだろう
TH「え、じゃあやばいじゃん」
TH「しっかりつかまってて」
彼は私の腕を首にまわさせると、物凄い勢いで走り出した
.
.
.
「はぁ、、よかった入れて」
あの後テヒョンさんの脚力のおかげでなんとか部屋に戻ることが出来た
「なんか、いろいろありがとう。大丈夫？怪我してるけど」
テヒョンさんの腕とかには矢が掠ってできたであろう怪我が沢山あった
TH「大丈夫だよ。俺ゾンビだから、ほっといても怪我治る」
「そう。それならよかった」
「ずっと立ってるのもあれだし適当にソファーにでも座って。今お茶入れるから」
ずっとドア付近に立っていたテヒョンさんを
とりあえずソファーに座らせて、お茶とクッキーを持っていったその時
ﾄﾞｫｫｫｫﾝ_____
目の前で何かが光ったと思ったら即座に地響きの様な音が聞こえる
雷が鳴ったのだ
「ﾂｯ____」
突然の出来事にクッキーの皿とティーカップは両手をすり抜け、クッキーは床に散らばり、ティーカップはバラバラに砕けた
続け様に雷が鳴り、恐怖心から涙が出て立つ力がなくなり蹲る
床に散らばったクッキーなどを気にする余裕もない、なぜなら私は雷が世界で一番嫌いだからだ
「ハァｯ、、ｱｯ、、ハァ、、」
頭の中はパニックで脳は正常に機能せず呼吸もままならない
辛くて苦しくてはやく止まってほしいと願うが、無慈悲にも雷は鳴り続ける
もうダメかと思った
すると何か暖かいものに包まれた
恐る恐る顔を上げるとテヒョンさんと目が合う
そこで私はテヒョンさんに抱きしめられていると理解した
テヒョンさんは親指で私の涙を拭い、私の頭を抱え込み自身の胸に押し当てさらにきつく私を抱きしめ、背中をポンポンと優しく二回たたいた
私はそれに安心して静かに意識を手放した
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望月碧梨(プロフ) - 続き楽しみです！ユンギかわいい・・・ (2022年3月12日 18時) (
レス) @page22 id: 40a836d029 (このIDを非表示/違反報告)
おるが(プロフ) - 設定が素敵すぎますー！ソクジンさんとのやり取りの甘さにドキドキしつつ、このあとユンギさんとどうなるのか…とさらにドキドキです！更新頑張ってください♪ (2020年8月23日 10時) (レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
すみの(プロフ) - おかあさん» ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2020年4月22日 21時) (レス) id: f39c547c95 (このIDを非表示/違反報告)
おかあ - この作品がめちゃめちゃ好きです！！笑 更新待ってます！！ (2020年4月19日 0時) (レス) id: 1a6e68d0a7 (このIDを非表示/違反報告)
すみの(プロフ) - チムチムさん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！！ (2020年4月18日 23時) (レス) id: f39c547c95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみの | 作成日時：2020年4月10日 18時
