戦い済んで、日が暮れて。2章【血塗られし彼岸花本編】【銀魂】

傍観者【暇猫】 ページ13

香澄「うーん…なかなか面白い展開だなァ」


彼女――香澄は吉原の中で最も高い建物の屋根上から全てを見る


明魅乃は表向きはCafe

然し裏では情報屋である


その中で香澄は自分が面白い・楽しいと思う情報を集めるのが好きである

なので今回兄に内緒でこっそりと情報を集めに来たのだ


香澄「淡雨族に阿修羅…如月兄妹は特に謎だな〜」


彼女は元々視力・動体視力がかなり良い
だからといって聴力もかなり良い訳では無い

持ち前の視力で口の動きを読み取り、自身の情報と照らし合わせ会話を読み取っている



香澄「宇宙海賊春雨第7師団団長の神威に鬼兵隊総督の高杉晋助
ひゃ〜…何方も厄介な御人だわ〜」

そう言う香澄の表情は何処か楽しげであり、例えるならば…新しい玩具を手に入れた子どもの様な表情である


香澄「彼岸花の末枯れる姿も好きだけど…咲いてる姿も好きなんだよね〜
綺麗なものは好きだしね

綺麗な花ほどトゲがあるとは言うけど、彼岸花の場合は根に毒がある…かな？

その毒に殺られるのはどちらかなァ…？」


彼女は美しくそして冷酷な表情で全てを見届ける

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