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『ほな…詳しく話聞かせてもらおか?』


腰が抜けたままの使用人の腕を掴むと肩に担いだ。

丸と別れ向かった先は屋敷の裏側にある使われていない倉庫。
中に入ると地面に使用人を投げ捨てた。


『はぁ…この仕事が1番疲れんねんな』

〔あんな小さいことで何で俺が……ッ!〕

『おい、勝手に喋んなや』


腹に蹴りを入れると苦しむ使用人の掌を力強く踏みつけた。


〔あぁぁ…ッ!〕


革靴でいい感じに掌を刺激してやれば倉庫内に苦しそうな悲鳴が響き渡る。


『で?メイドに触れてどうやったん?』

〔だから触れてなんかいませんって…!〕

『そうか…反省の色なしか…』


俺は足を離すと落ちてあったロープを手に持てば、ちゃちゃっと手足を縛り上げた。

口にガムテープを貼ってやった後はそのまま放置。

俺は何事もなかったかのように屋敷へと戻る。

なんかやばい拷問でもしとるんやないかって噂が使用人達の間で流れ、俺を見かけると全員が視線を逸らすようになっていた。


『別に何もしとらんけどなぁ…』


放置。

それのどこが拷問なんか俺には分からんかった。

そして俺は決まって倉庫に行った後に向かう場所がある。






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設定タグ:関ジャニ∞ , 短編集 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2022年2月8日 22時

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