元天才刑事の日常 (ページ31)

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十九話　特別編続きページ31

今からに五年前

木下side

モブ「なぁ知ってるか？今日捜査一課から移動してくる奴がくるらしいぜ」
木下「へーそうなのか」

まぁ教育係にはならないと思うけど…

警部「今日、捜査一課から移動してきた西村茜君だ」

西村「ふぁ～(あくび)」

よくあくびなんか、できるな
いかにも問題児感が凄い女だ

警部「それじゃあ…木下君、頼めるか」
木下「え、俺ですか」

警部「ちょっとクセのあるだけだから大丈夫だ」ボソッ

木下「…はい」

彼女の教育係になり一週間

木下「そろそろ俺の言うこと聞いてくれてもいいだろ？」
西村「…生憎、あたしは気を許した奴にしか聞かないから」

本当に厄介な奴だ

《そちらに殺人犯グループ逃走中》

西村「！」
木下「了解、すぐ向かいます」

木下「警部、殺人犯は？」
警部「今、実はビルに引きこもってるんだ」

西村「…」
すると西村がビルの中に入ろうとした

木下「西村！入っちゃ駄目だ！」
西村「大丈夫、すぐにボコって捕まえるだけだから」

木下「西村、どうしてそこまで…」
警部「多分、親友の仇うちだと思うがな」
木下「それって…！」

警部「あぁ同じく捜査一課の刑事の岡崎君の事だろう」

西村(ぜってぇーに捕まえてやる)

犯人「フッバカだな一人で装備も無しで来るなんて」

西村「バカで結構」
犯人２「お前は六年前、殺した男と一緒にいた女だろ」

西村「、！その話は今関係ねぇ」

犯人「それじゃあお前には死んでもらおうか」

西村「…」足でナイフを蹴る

犯人２「こいつ、強ぇぞ」

犯人「大丈夫だこのビルには爆弾を十個設置してるし入口には一度入った奴が出ようとするとそいつに
ナイフが行くようにしてるからな」

西村「！？それじゃあ私は入った瞬間から死ぬって決まってたんだな」

犯人「じゃあな痛い思いをしながら天国に生きな」

西村(死ぬ前にあいつにメールいれるか)

ぴ、ぽパポ…

岡崎、ごめんな仇とれなくて…

バァァァァン！！

木下side

西村…嘘だろ
ﾋﾟﾛｰﾝ

書いてあったのは

《お前の事別に嫌いだったわけじゃないからな、それと犯人捕まえてくれさようなら》

ずるい、

警部「犯人二人確保した！」

西村、…守れなくてごめんな
でも、犯人は捕まえたぞ

西村茜、ビルの中の爆弾にて死亡