所詮私はモブなんです【歌い手】

9話 ページ10

『る、と・・・』



るぅと「先輩、何があったんですか？
詳しく聞かせてください・・・。」



『流斗、私やってないからね？』



るぅと「わかってます。
先輩はそんなことしません」



何と・・・私の天使はやっぱり天使だった(謎)



『る、流斗ぉ、三上さんに呼び出されて
急に突き飛ばされたんだよ！？酷くない！？』



るぅと「酷いとかそういうのいいんで早く教えてください」



『(´；ω；`)・・・(流斗もなかなかひでぇ)
で、でね？文句言おうとしたら三上さんが泣いてて、
私に突き飛ばされたって言われて、やってないのに相川さん達がいたから何も言わず逃げちゃったんだよね』



るぅと「先輩、明日学校に着いたら保健室で
少し話しましょう。(バカでしょ)」



なんか・・・今言葉に棘を感じたぞ



グサっと刺さったよ



そりゃあ、もう思い切りグサっと



『ありがとうね、流斗』



るぅと「また、流斗って、るぅとって呼んでくださいって、いっつも言ってますよね！」



むぅ〜と、可愛く文句を言う姿を想像したら、心に刺さった棘なんて忘れられるなぁ←



あの時めっちゃビビったのも、もうどうでもよくなってくる。



『あ、そういえば莉犬君は元気？』



莉犬君ってのは流斗の友達で、私の後輩



この子もとんでもなく可愛い



るぅと「莉犬は、元気ですよ・・・」



なんか流斗元気なくなった？



喧嘩でもしたのかな？



『ん？なんかあったの？』



るぅと「先輩、早く元気になってくださいね」



無視されたけど・・・



『流斗大好き〜〜〜♡』



いや、私元気なんだけどね。



るぅと「今日はもう寝ましょ」



軽くスルーされた！？



『うん、じゃ、おやすみー』



るぅと「おやすみなさい」



そういい、流斗との電話を終えた

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