もう、戻れない【HQ】4

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合宿8日目の夜


なんか、身体がだるいな…

直射日光は浴びないけれど、暑いのには変わりない

それに、音駒の人たちからの視線や

くるみちゃんの変わりにつくるスポドリ

貴「疲れた…」

私は1人になるために部屋をでて、

ベンチに座った



?「何してんすか？」

振り返ると

貴「西田くん…」

わたしはくるみちゃんがいないか周りを見渡した

西田「くるみならいないっすよ」

貴「そ、そっか。西田くんどしたの？」

西田「夜の風に吹かれたかったから…とか言っておきましょうか？」

西田くんの顔はなんだか優れない様子だった

貴「西田くん、体調悪い？」

西田「先輩って馬鹿なんですか？」

どこかの誰かにも馬鹿って言われた気がするな…

国見「くしゅん！」←

西田「俺 、先輩に嫌な態度とってるのになんで俺の体調気遣うんですか」

なんでか、、

貴「わかんない。西田くんが私の事嫌いなのは知ってるけど、嫌われてるって思われてるからって体調を心配しない理由にはならないでしょ？」

貴「それに、私みんなが全力でしてるバレーを見るのが大好きだから。」

西田「.......」

貴「答えになってないかな？」

西田「はぁ、先輩は本当にお人好しですね」

西田くんが笑った

貴「ふふっ笑よく言われる」

貴「西田くん、しっかり休みなよ」

西田「はい。」






桃田「ﾆﾔｯ.......」







桃田Side


いいものみーちゃった！

俊と先輩のツーショット！

これを音駒の人たちに見せれば、、

いや、音駒の人達だけじゃなくて

ここの人たちみーんなに見せれば、、、


先輩の信用ガタ落ち〜！

最初は音駒の人だよね

明日の朝が楽しみ♪

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