もう、戻れない【HQ】4

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影山Side

?「ちょっといいですか？」

し、白鳥沢のセッター

やっべー！！

今、セッターだらけ！！

及川「飛雄」ﾆｺｯ

黙っとけってことだよ…な

影山「.......はい」

赤葦「白鳥沢のセッターだよね」

白布「はい。白布賢二郎です。」

研磨「なんの用？」

白布「さっきの話聞こえてたんですけど」

！！！

白鳥沢のセッターってAの幼なじみだよな

赤葦「何の話かな？」

白布「とぼけなくていいですよ。なんでAが疲れてるのか、ぼーっとしてるのか、ドリンクが間に合わないのか、その原因を知りたいんですよね」

研磨(ここまで言うなら理由知ってるんじゃない？)

赤葦(知ってると思う)

及川(幼なじみだから、大丈夫だと思うし、ポーカーフェイスも問題はないと思う)

及川(でも、)

及川さんが俺の方をみた

影山「な、なんすか」

及川「飛雄、ポーカーフェイス保てる？」

ぽ、ぽーかーふぇいす？？？

影山「？？？」

白布「ポーカーフェイスの意味知らないみたいだな」

赤葦「相手にバレないように表情隠しておくこと出来る？」

影山「大丈夫です…たぶん」

及川「多分じゃだめ。絶対にするの」

お、及川さん…

影山「分かりました。」

白布「今日や、昨日、いや、一昨日からAの様子がおかしかったのは、音駒のマネージャーの分のスポドリを作ってたからです。」

まじか…

及川「それ、ほんと？」

白布「昨日、吐かせました」

赤葦「白布くん、怖いね」

白布「まあ、幼なじみなんで。」

研磨「でも、口だけじゃ証拠にならない」

白布「そう言うと思ったから今日、Aのこと見てた。それで、」

白鳥沢のセッターが見せてくれたのは

Aが大量のスポドリを1人で作ってる場面と

Aが作ったスポドリを音駒のマネージャーが持っていった場面だった

赤葦「1人で2校分も…」

白布「それに、あいつ言ってました。音駒のマネージャーに脅されてたって」

研磨「これで、Aの様子がおかしい原因がわかった」

影山「でも、これからどうすんすか？」

及川「とりあえず、飛雄は絶対にバレないように過ごすこと！いい？？」

影山「う、うっす！」

及川「明日はうちだから、なるべく見ておけるようにするよ。」

研磨「わかった。」

赤葦「俺達もなるべく見ておきます」

及川「白布くん、ありがとう」

白布「はい。あと、俺が言ったことAには内緒で」

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