BOYMEN☆GIRL＊7＊ (ページ14)

今日:19 hit、昨日:5 hit、合計:17,816 hit

君は誰？ー吉原雅斗 side ーページ14

あ「じゃあ、まぁちゃんまた明日ね(´ゝ∀・｀)ﾉ」

吉「また明日。」

麻衣ちゃんがいると現場がほんまに明るくなるな。

そして、改めてやっぱ好きやなって思う。

．

剣崎「…可愛いですよね。本当。」

吉「…え？」

剣崎「俺、結婚してるけど思いますもん。

あの時、麻衣と付き合ってたら今頃どうだったんだろって。」

剣崎『…だから、俺も麻衣の事が好きになったのかもな。』ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

今でも剣崎さんは、麻衣ちゃんの事想ってる気がした。

彼の指輪の輝きが、少し悲しそうに見える。

剣崎「でも、今、麻衣を救えるのは、ボイメンさんですよ。」

吉「え？」

剣崎「ボイメンさんなら麻衣の事、救えます。

救ってあげてください。麻衣の事。」

吉「…俺らに救えるんすかね。

俺が麻衣ちゃんに告白した日、俺は守ってあげるよって言ったんです。

でも、麻衣ちゃんは、教えてくれませんでした。」

正直、自信ない。

麻衣ちゃんは、教えてくれないから、俺らに心開いてんのかなって。

剣崎「麻衣は臆病なんです。

だから、言葉だけじゃダメなのかも。

態度で示した方がいいかもですね。」

吉「態度で？」

剣崎「どうやるかは吉原さんに任せます。

でも、麻衣は不安なんだと思います。

もし、嫌われたらって。」

麻衣ちゃんの事、嫌うわけないのに。

剣崎「麻衣は、多分こう思ってるんじゃないかな。

…知らないから何でも言えるんだって。」

確かに、麻衣ちゃんの昔の事を俺は何にも知らない。

でも、言ってみなければ分からないじゃないか。

俺は、絶対嫌わないって誓うから。