BOYMEN☆GIRL＊7＊ (ページ2)

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あ「…ところで、さっきはありがと。」

剣崎「うん？」

あ「まさか、こんなところでまた会うと思ってなかったし。助けてくれてありがと。」

剣崎「有名になればなるほど、嬉しい反面、ああいう人も見えてくるんだよね。」

あ「でも、悪くないと思う。

…あの人たちは。」

剣崎「何で？」

あ「ボイメンが好き！って気持ちすごい分かるし、ボイメンに私も助けられたから…。
たまには目の前が見えなくなっちゃう事だってあると思う。」

あの子達はきっと純粋にタムタム、ゆーちゃむ、賢ちゃんを応援してるんだ。

でも、その気持ちが強く出すぎてしまっただけ。

だって、彼女たちの分析は正しい事ばかりなんだもの。

ボイメンの皆のあの元気と、本当に仲がいいんだなって雰囲気が伝わってきて…

彼らといるとこっちまで笑顔になってきてしまうの。

それで、気がついたら悩んでる事がすっと頭の中から消えていってく。

そんな皆と肩を並べても良いのかななんて。

…そんなの、昔から思ってるから…。

剣崎くんは、そんな私の頭をぽんぽんしてくれた。

剣崎「麻衣は、本当にお人好しだな。」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

彼は、まだ俳優としても充分やれるってぐらい。

彼の仕草は、凄く絵になっていた。

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剣崎「…だから、俺も麻衣の事が好きになったのかもな。」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

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あ「え…////」

告白されたあの時とは、より一層大人っぽい姿で。