ボーイフレンド２

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圭人「ただいまー、カレーの匂いがするんだけど..！！」


「よくわかったね！今日はカレー作りましたーっ！」



玄関が開いたと思ったら一瞬にしてキッチンにやってきた圭人。



圭人「おーっ！ちょうど食べたいって思ってた！」


「ほんと？」


圭人「ほんとほんと！」



ワクワクしたような目で見るから、大丈夫だよねって味を確認。

圭人に出したあげれば細身の体に似合わずスラスラ入って行くカレーライス。




圭人「おかわり欲しい..」


「もちろん、何皿だってあるよ。」



圭人仕事頑張ってるんだなって。




圭人「ごちそうさま...お腹いっぱい..」


「たくさん食べたもんね。」



お腹をすりすりしながら苦しそうに、でも幸福感で溢れた感じがして嬉しかった。

人にご飯を食べてもらえるってこんなに嬉しいことなんだ。


楽しくて、ドキドキして....





「ねえ圭人。」


圭人「ん？」


「圭人はさ...もし圭人に好きな人がいたらの話っていうか、いるとするじゃん？」


圭人「えっ、えっ、どういうこと？」



いきなりの話に全くついていけませんっていう風に困ってる圭人。




「圭人に好きな人がいるとします。」


圭人「...？..うん」


「その人に告白しました。」


圭人「んっ？え、話が...」



なんでもう告白？ってうるさい圭人を黙らせる。




「だけどある理由で振られちゃいました。

...もう絶対に、絶対に、絶対に！私を好きになることはないの。」


圭人「...うん」


「圭人は.....友達でいれる？」


圭人「....」

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