Cineraria (ページ18)

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部屋割り-02 ページ18

ウムティ「MBTIは何？」
ハルト「ENFPです」
ズハオ「僕わかりません」

わかりません、と言いながらリュックからティッシュ(？)を取り出して目を擦るズハオ。
思わず何それ、と突っ込むと、花粉症らしい。
私も花粉症だと伝えると、またお揃いだねと言ってふにゃりと笑った。あざとい。

あまりにも辛そうなら後で薬を分けてあげようか。

ウムティ「Aちゃんは？」
A「INFPです。私年下なので呼び捨てで良いですよ〜」
ウムティ「あ、そう？じゃあ俺もオッパって呼んでよ」

というか、Aが外交的になったらハルトみたいになるのかな？と言うウムティオッパに、ハルトと目を合わせて笑ってしまった。
私が外交的になったらハルト…？考えられない。

A「私がこんな陽キャに？」
ズハオ「でも二人なんとなく似てるし、案外そうなるかもよ」
A「ズハオ〜ズハオもMBTI診断してよ〜」
ハルト「そうそう、MBTIって面白いんだから」

ズハオ「今はできないじゃん」
A「ズハオのMBTI当てる。今の所CUTE」
ハルト「でも踊ってる時はCOOLだよ」

じゃあC確定ね、とズハオを見ると、微笑みながら？という顔で見てきたので何となく悲しくなり、私とハルトは黙ることにした。

ちなみにウムティオッパはENTJらしく、INFPとは相性微妙みたいですよ、と言うと、なんでそういうこと言うんだ〜！と頭をわしゃわしゃしてきた。
今初めて喋ったのに距離が近すぎるので完全にEだなと思った。

ハルト、ズハオに加えてE型のオッパと同室だったおかげで、部屋替えまでの期間も楽しく過ごせそうだ。
ハルトは意図的だとしても、ズハオとオッパと同部屋になれたのはかなり運が良かったと思う。