私の生存ルートどこですか？【順平女成代わり】【呪術廻戦】

けっ ページ13

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『ほら〜、貴方が物体XXXしまってくれないせいで特級呪霊来ちゃいましたよ』

「Xが増えていくね」

『なんとXが10個になるともれなく私が死にます』

「ふぅん？」

『勿論嘘です』

「驚くほど肝が据わってるね」



違うんです、脳が考えるのを放棄し始めただけです。

考えるのしんどい



「ねぇちょっと夏油！手は出さないって言ったじゃん〜！」

「やぁ真人。面白くてつい…ね」

『私はイチマイクロミリも面白くないです』



意識が真人くんへ向いたのを良い事にそそくさとまだマシな真人君の後ろへ退避する。



「釣れないな」

『あいにくお魚じゃないので』

「Aをいじめないで」

『そーだそーだ、Aが可愛そうでしょ』



二人して上目使いしてぶりっ子ぶってみる。

わたし、かわいそうなこ、ぴえん



「はぁ…まぁ、そういうことでいいかな？」

『了解しましたのでとっととお帰り下さい』

「そんなに警戒しないでくれ、寂しいじゃないか」

『自分の行動思い返してからもう一度言ってください』

「んー、そんなに警戒しないでくれ、寂しいじゃないか」

『嘘だろ…』

「ははは、じゃあお暇するよ。またね」



ポン、と私に何か手のひらサイズの小さな箱を手渡して去っていった。

開けると物体XXXXが入っていた。

むき出しヤダって言ったらちゃんと入れてくれたのか、割と優しいのか。いやそんなことは無いな。



「A大丈夫…？なにもされなかった？痛くない？むいてんぺんする？」

『平仮名にしたら可愛いと思ってるのその通りだけど大丈夫無為転変いらない』

「ちぇっ」

『そもそも無為転変してどう変えたいの、私も真人の駒にする？』

「そんなことしないよ〜。ちょっと歩けなくしたりするだけとか、離れれないようにするくらい？」

『？？？？』

「安心して！痛くしないから！だからいいよね」

『なんでいいと思ったの』



君も要注意、超危険人物。もう何も信頼できない。



「Aは夏油みたいな顔が好きなの？」

『んー？好きっちゃ好きだけど、小さい子か女の子の方が好き』

「へぇー、そ。まぁいいや。僕も帰るね」



聞いといて薄い反応を返してばいばーいとすぐに外へ出て行った

やっぱりこの世界怖すぎる、安心できる要素が一つもない

私は弱い、条件はまぁ、なんとかできると思いたい

あの太陽みたいな人が死ぬのは嫌。弱いなりに、なんとか立ち向かえただろうか。

まぁ最善策じゃなくても、及第点は取れたかな


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こ…→←くぅ〜

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