私の生存ルートどこですか？【順平女成代わり】【呪術廻戦】

きっ ページ11

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「ねーねーげとー、僕のおもちゃ持って帰ってきちゃダメ？」

「玩具…？無為転変した人間の事かい？」

「んーん、俺が宿儺の器と会うために接触した人間」


閉じられた空間、そのにつながるのは一つの扉のみ

しかしその空間は南国の海辺


「嗚呼、いたねそんな子が。でも急にどうしたんだい」

「気に入っちゃってさ、いいでしょ？ちゃんと面倒みるから」

「君がそこまで言うなんて興味が湧くな」

「いくら夏油でも横取りしたら許さないよ？」


黒髪の頭にツギがある男は思案する
真人はまだ子供だ。多少のわがままくらい聞いてあげても別に支障はない
邪魔になれば消せばいい。それまで利用できるだけ利用して
さて、真人がそこまで言うんだ。どんな子なのか楽しみだ


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目の前の男と対峙して冷や汗が出る

夏油傑(脳)、ここ重要。私が好きなのは過去の優しい方、ツギハギ無い方ね

いくら彼の事を知っていてもこっちは最近式神を使えるようになったひよっこ

相手は特級呪詛師、戦うとか無理がありすぎる


『…とりあえず、そのお持ちの禍々しい物体Xしまいません？』

「おや、これに気づくなんて凄いじゃないか」

『それ、絶対不味いんでおつまみとかそういうノリで机に置いちゃいけないと思うんですよ。美味しいから大丈夫とか抜かすなら自分で食べてみて見本見せてくださいよほら、自分のできないこと人に押し付けちゃダメなんですよ』

「めっちゃ饒舌だね…緊張で自分が何言ってるかわかってないでしょ」

『ご察しの通りで』


ビビりすぎてアゴがちがち言ってる、トイレ行きたい


『あの、多分、なんですけど、その物体Xでお母さん殺して、私の憎しみ煽って学校で騒ぎ起こすって感じなら、ちゃんと学校で嫌いな奴ﾋﾟｰｰしてくるので、それやめてもらえません、か？』

「…へぇ？」


フードの下で男の目がギラッと光る


「なんでそう思うんだい？」

『詳しくはWEBで』

「ふざけてるのかな？？？」

『要約すると今緊張で長々話すどころの頭じゃないのでまた今度じゃだめですか』

「わかるわけなだろ？？？」


ホントに今話したら頭ぶっ飛んでるから変な事口走りかねない、自分がこわいﾋﾟｴﾝ

冷や汗止まらないの貴方のせいというかあなたが連れてる呪霊のせいというかあなたの持ってる物体Xのせいでもあるんですよね。

つまり全部あなたのせい。ははは

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くぅ〜→←かっ

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